
復職前の不安はタイムライン破綻 - 「料理」「仕事」「お迎え」が重なり合う日々
調査背景
2016年4月の女性活躍推進法の施行から10年が経ちます。
多くの企業では女性活躍推進の取り組みが進み、共働き世帯数は専業主婦世帯数の3倍以上となり、妻がフルタイムの共働き世帯数も増加傾向にあるとの調査報告があります。※1
一方、別の調査の、「男女別家事関連時間に1日に費やされた時間の割合」(下表)では、いずれの年代も、女性のほうが数倍も多くの時間を家事関連時間に費やしていることがわかります。※2

同社では、働く女性が増える一方で、家事負担の時間割合は変化がないというギャップを社会課題の一つとしてとらえ、その実態を知るため今回の調査を実施しました。
同調査は、「食とテクノロジーで人生をより豊かにする」という企業パーパスのもと、フードソリューション事業等を展開する同社が、働く人々および家族の健康やクオリティ・オブ・ライフの向上を願い、今後も調査をおこなう予定です。
※1出典:内閣府 男女共同参画局 令和7年版男女共同参画白書_特集P1,P2
※2出典:総務省 統計局「我が国における家事関連時間の男女の差~生活時間から見たジェンダーギャップ」(統計Today No.190))
職場復帰の不安な点は「料理」「子どもの世話」「時間のやりくり」

職場復帰の不安な点
時間は数だけではなく、「タイムライン」
これから職場復帰を予定している(または職場復帰をしたことがある)人に対して、職場復帰に際し、不安に感じる(感じた)ことを質問しました。
仕事と家庭の両立で不安を感じる(感じた)ことがあると回答した人は100%。今回の調査では中でも特に「料理」(92.5%)の不安を感じていることがわかりました。
自由記述では、「時間がない」という回答が最も多くみられ、単なる時間数ではなく、健康を意識した「子どもの一日のタイムラインを守りたい」という意味もあることが見受けられます。
また、不安の理由の中には、産後の体調変化や疲れやすさに言及する内容もありました。
このような不安を解消していくことが、働く女性たちのクオリティ・オブ・ライフの改善や、大きな社会課題の一つでもある「少子化」の一助にもなり、安心して生み育てやすい社会になるかもしれません。
