女優・筒井真理子「役は根っこから作る」徹底的にこだわる“役との向き合い方”<和田明日香とゆる宅飲み>

女優・筒井真理子「役は根っこから作る」徹底的にこだわる“役との向き合い方”<和田明日香とゆる宅飲み>

「和田明日香とゆる宅飲み」
「和田明日香とゆる宅飲み」 / (C)BSテレ東

料理家・食育インストラクターの和田明日香が、ゲストとリラックスした“宅飲み”を楽しむ人気番組「和田明日香とゆる宅飲み」(毎週火曜夜10:00-、BSテレ東)。3月17日の放送回には、女優の筒井真理子が登場した。どんな役でも演じ分ける実力派が、その裏側にある“役との向き合い方”を語る。

■筒井真理子「(役を)根っこから作るのが大好き」

「虎に翼」「ホットスポット」など話題作への出演が続く筒井。和田も出演作をチェックしているようで、木梨憲武の姉役を演じたドラマ「春になったら」について「誰これ!めっちゃかっこいい!と思って」と興奮気味に振り返る。

筒井が元ヤン役を演じた同作では、彼女自ら「ドレッドヘアどうでしょう?」と提案。結果として、強烈な存在感を放つ“強い女性像”が完成したという。和田は「近すぎず遠すぎずのところに、ああいう大人の女性のお手本みたいなのがいてくれたら」と、その演技を改めて絶賛した。

筒井は「ドレッドヘアつけると、落ち着くんですよね」と、髪型によって役に入り込む感覚があるなど独特の感性を明かす。「例えばスキンヘッドだったとしても?超ベリーショートだったとしても?」という和田からの質問にも、即答で「やってみたいですね」と答えるなど俳優魂を覗かせる。

さらに「(役を)根っこから作るのが大好き」と語る筒井。意地悪な人物を演じる際には、“どうすれば意地悪な人に見えるか”を周囲に相談しながら徹底的に研究するという。辛いことや苦しいことをあえて自分の中に溜め込むことで、役として“にじみ出るものを”作っていくといった役作り論を明かした。

■自分とかけ離れた役にどう向き合うか

大学時代から芝居を続けてきた筒井。その俳優観を尋ねると、「人間を生きる」というストレートな回答が。仕事のなかでは“素の自身と遠い人物”を演じることもあるが、それが一番面白いと語る。台本を読んで面白いなと思えれば、自分と真逆の役にも挑戦するのだそう。

筒井はこれまで演じた中で“最も自分とかけ離れていた役”として、「性同一性障害の役」を挙げた。身体は男性だが心は女性…という難しい役を演じるにあたり、当事者に話を聞きながら理解を深めていったそうだ。

一方で“役作りが大変だった役”として挙げたのが「DVをする母親」。こちらも実際に心理学の専門家に話を聞いて役作りを進め、また撮影時は子役とのコミュニケーションやケアも大切にしていたという。

現在は“意地悪な役”に向き合っていると話す筒井。役者仲間に「自分と意見が合わなかったり、苦手な人っていうのを、その人を演じられないとダメだよね」と言われたことが、今でも役の幅を狭めないための大切な言葉になっていると話した。

■飾らない素顔がにじむ“ハッピーバイブス”

番組終盤には、学生時代に経験した奇妙なエピソードも披露。引っ越しをした際、新居に度々「“ぼんてんたろう”さんですか?」という奇妙な間違い電話がかかってきていたという。

あまりの回数の多さに思わず「いい加減にしてください!」と返すと、「てめぇこの野郎」と怒られてしまった筒井。実は前の住人が“彫師”だったという意外なオチに、スタジオは笑いに包まれた。

シリアスな役作りの話とは対照的に、どこか飄々とした語り口。そのギャップこそが、筒井真理子という俳優の魅力なのかもしれない。和田も「ハッピーバイブスをいただきました」と、その存在感に圧倒されたようすだ。

次回3月24日(火)の「和田明日香とゆる宅飲み」には、歌舞伎役者の中村隼人が登場予定。筒井が登場した17日の放送回はTVerにて見逃し配信中。

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