
土日はお家でのんびり漫画三昧!2025年上半期にバズった話題作を紹介する。
駅員経験があるザバックさん(@theback_blog)は、X(旧Twitter)やブログで駅員を主人公にした漫画を公開している。ユニークな動物キャラクターが登場する彼の作品から、今回は「100日後にやめる契約駅員さん」の第49話を紹介する。また、仕事でのクレーム対応についても話を聞いた。
■ICカードで改札が通れずクレーム



ある日、ICカードで駅の改札が通れないという男性客がいた。駅員のペン助がカードの情報を確認すると、すぐに原因が判明。「地下鉄の入場情報が残ったままですね。出場処理しないと使えないんです」と伝えると、客は「じゃあ処理してくれよ」とペン助に頼んだ。
しかし、地下鉄と駅の会社は異なるため、ペン助は「ここでは対応できません。地下鉄の係員に申告してきてください」と丁寧に説明する。すると、客は「何だと?!同じ鉄道だろ!!それくらいここでできるだろうが!」と横柄な態度でクレームを言い始めた。
これに対し、ペン助は心の中で「違う会社なんだよ。吉野家の牛丼の支払いをすき家でできるかよ?理解してくれない人多いんだよな」とつぶやくばかりだった。
■納得しない客と駅員の葛藤
仕事でのクレーム対応について尋ねると、ザバックさんは「正直なところ、僕らに怒っても仕方ないんだなぁと思います。共感していただける駅員さんも多いのではないでしょうか」と語る。
複数の鉄道会社で働いた経験を持つザバックさんに、会社特有のルールについて聞くと、「安全第一や時間厳守などは当たり前ですが、やはり漫画でも描いた『1時間半前に出勤』です」と話す。「とある鉄道会社のルールでほかの鉄道ではこうではありませんでしたが、さすがに早すぎだろと思いました」と、当時の心境を明かした。
取材協力:ザバック(@theback_blog)
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