■怒られたのかと思ったら「今すぐ帰って休め!」そこには愛があった

「いいか!クマの代わりなんかいくらでもいるんだぞ!」と、上司に強く言われた。怒られたのかと思ったら、体調が悪いクマくんを慮って「だから、今すぐ帰って休め!」と言う。強い口調の中に愛情がこもっていた。

「ここミスしやすいから、ちゃんとチェックしてっていったよね!?」と、注意されたクマくん。次は間違えないようにパソコンに向かって真剣にチェックする後ろには、4人の社員もずらりと並ぶ。「これでミスがあってもクマくんだけのせいじゃないですよ!」という同僚のセリフに感動するクマくん。本作『ものすごく一緒に確認してもらったクマ』には、9万いいねが集まる。「複数人でのチェック、ダブルチェックやクロスチェックなんかは、現場でも取り入れるミス防止方法。いい同僚さんをお持ち」「いい連帯責任」「データだからメールとかで配って確認してもらえばいいのに、一緒の机で確認しちゃうの最高か」などの声が届いた。
■日々のいろんな出来事を受け止めるキャラクターを作りたいと生まれたのがクマくん

『冬眠できないクマ』は「2023年の10月頭からスタートしました。誰かの言葉が気になって眠れなかったり、悲しいことがあって気になって眠れなかったり、うれしいことがあったワクワクで眠れなかったり毎日のいろんな出来事を受け止めるキャラクターを作りたいと思い、『冬眠できないクマ』を思いつきました」と話すのは、作者のジョンソンともゆきさん。

制作のこだわりを聞いてみると、「3コマ漫画なのですが、3コマ目の寝ているシーンは余韻にしたいと思っていて、実質2コマ漫画だと思っています。短い瞬間を切り取った漫画になるので、状況がセリフやタイトルで一発でわかるように意識しています。また、ポイントになるかはわかりませんが、クマを一番目立たせる意識をもって進めています。クマだけ描き直すことも多いです」と話す。

万バズ作品が多いことについては、「たくさんの人に見てもらえてうれしいです!特にここ最近『たくさんの人に見てもらっているな』という実感がありますし、今までなかった視点でクマのことを見ている人も多くて楽しいです。もっともっとたくさんの人に愛されるキャラクターになってほしいと思って描いていきますので、これからもよろしくお願いいたします!」『冬眠できないクマ』は、基本3コマで主人公のクマくんにはセリフがないのが特徴。絵で見せるクマくんの優しさと人柄。世の中の悪を浄化するような不思議であたたかい物語が展開される。
取材協力:ジョンソンともゆき(@tomo_yuki2525)

