声帯ポリープの治療法
声帯ポリープと診断された場合の治療法について解説します。
音声治療
過度な声の使用を控えたり、適切な発声法を学んだりといった発声習慣の改善、および加湿や逆流予防などの生活習慣の見直しを行います。耳鼻咽喉科外来で指導を受けることができます。リハビリ期間は数ヶ月に及ぶこともありますが、再発予防に不可欠です。
保存的治療(薬物・吸入)
まずは消炎鎮痛薬の内服や吸入ステロイドが用いられます。耳鼻咽喉科医が治療を行い、外来通院での治療が可能です。
手術療法
保存的治療で改善しない場合、全身麻酔下で喉頭顕微鏡下手術(ラリンゴマイクロサージェリー)が行われます。顕微鏡で喉頭を観察しながら病変を切除します。通常、3日間程度の入院が必要となります。
「声帯ポリープの原因」についてよくある質問
ここまで声帯ポリープの原因について紹介しました。ここでは「声帯ポリープの原因」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
声帯ポリープを発症するとどんな声になりますか?
小島 敬史(医師)
声帯ポリープを発症すると、声がかすれるのが特徴です。ハスキーボイス、 声が出にくい・弱くなる、長時間話すと疲れやすい、高音が出しにくくなる、というものもあります。また、声が不安定で震えるといった声の症状もあります。放置して症状が進行すると、息苦しくなってしまうケースや、手術をしても声がれが残ってしまうようなケースもあります。
まとめ
今回の記事では、声帯ポリープの原因について解説しました。声帯ポリープは無理な発声や逆流性食道炎などが原因と考えられています。そのため、喉の酷使をしないことや、逆流性食道炎の誘因を避けることが大切です。一方で、声門がんの初期症状の一つとして、嗄声があります。タバコを吸う方で、声のかすれが気になる場合には、早めに耳鼻咽喉科を受診しましょう。
「声帯ポリープ」に関連する病気
「声帯ポリープ」から医師が考えられる病気は9個ほどあります。
各病気の詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
耳鼻咽喉科系の病気
声帯結節声帯嚢胞
ポリープ様声帯
喉頭炎
喉頭がん喉頭・咽頭逆流症
消化器内科系の病気
逆流性食道炎神経内科系の病気
けいれん性発声障害
反回神経麻痺これらの病気は、声のかすれ・発声のしづらさ・喉の違和感など、声帯ポリープと共通する症状を引き起こすことがあるため、適切な診断と治療が重要です。
「声帯ポリープ」に関連する症状
「声帯ポリープ」と関連している、似ている症状は11個ほどあります。
各症状の詳細についてはリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
声帯・発声の異常サイン
嗄声
声が出にくい
声が震える
高音が出しにくい
声が途切れる
長時間話すと喉が疲れる
喉の異物感
声が低くなる
声がこもる
声が二重に聞こえる
息が漏れるような話し方
これらの症状が続く場合は、耳鼻咽喉科の受診をおすすめします。
参考文献
声帯ポリープ (せいたいぽりーぷ)とは 社会福祉法人 恩賜財団 済生会
声帯ポリープ – 順天堂大学医学部附属順天堂医院
声帯の病気 KOMPAS 慶應義塾大学病院
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