武田雛歩「修行をずっと続けている感覚」女性プロ4人が予選会で語った麻雀への向き合い方<BS10麻雀オールスター>

武田雛歩「修行をずっと続けている感覚」女性プロ4人が予選会で語った麻雀への向き合い方<BS10麻雀オールスター>

「麻雀オールスター BS10チャンピオンシップ 著名人女性プロ予選会」
「麻雀オールスター BS10チャンピオンシップ 著名人女性プロ予選会」 / 撮影=鈴木康道

佐野ひなこ、木下遥、篠原冴美、武田雛歩の女流雀士4人が出場する「麻雀オールスター BS10チャンピオンシップ」の「著名人女性プロ予選会」が3月14日、全国無料の放送局BS10(BS200ch)にて放送された。「麻雀オールスター BS10チャンピオンシップ」は、毎週水曜夜7時から同局にて生放送。各プロ団体のタイトルホルダーやMリーガー、著名雀士の計32名が参戦し、一年を通したリーグ戦で真の麻雀ナンバー1を決定する。同トーナメントのBブロック「サバイバー枠」をかけて争った「著名人女性プロ予選会」では武田が見事本選出場の権利を獲得。WEBザテレビジョンは予選会に挑む前の4人にインタビューを実施し、今後挑む本選への意気込みや優勝賞金の使い道など武田を含む4人に目標を聞いた。

■華やかなドレス姿の女子4人が対局

――著名人女性プロとして、この予選会に出場する心境をお聞かせください。

佐野ひなこ(以下、佐野):この大会には2年前にジョーカー枠で出演させていただいて、二度目の参加です。前回は、ま、なんていうんでしょう…ちょっとおじ様たちの、すごい渋い卓でしたけど(笑)、今回は美女ばかりの華やかな卓なのでやる気も上がりますね。

篠原冴美(以下、篠原):こういう機会がないとなかなか女子4人で打つ機会もないのですごくうれしいです。もともと大好きな番組でもあるし、自分が出演できるのもうれしかったです。

武田雛歩(以下、武田):最近こういうテレビ対局や大きい対局に出る機会が少なかったので、だいぶ緊張ぎみです。そのせいで不眠症が加速しているんですけど、終わったらぐっすり寝れると思うので、精一杯打って頑張りたいですね。

木下遥(以下、木下):私はこの大会、前回までレポーターを務めさせていただいていて、いつか自分も出たいと思っていました。勝ち残れるように、負けたら死ぬくらいの気持ちで挑みます。

――この4人は顔なじみでもありますか?

佐野:私だけ所属団体(最高位戦日本プロ麻雀協会)が違んですよね。オープン大会とかでも同卓したことがなくて、どういう雀風なんだろうって、ちょっと探り探りです。

篠原:私たちは同じ連盟(日本プロ麻雀連盟)だからね。この番組も見ているので、みんなの打ち方はだいたいわかります。

佐野:じゃあ、私はバレてないからむしろいいんだ。

■配牌女王・篠原冴美、最近手牌が重い木下遥

――大会に向けて、自分の強みが活かせるという方はいますか?

佐野:自分についてではないんですけど、今日のような4回戦で決まるワンデー大会でいうと、篠原さんは「最強戦」や「IKUSA」でも優勝しているので、勝つ秘訣みたいなものを一番心得ているのかなと思います。

篠原:あ、いいパス!私の秘訣はですね、配牌がめちゃくちゃいいことです。配牌女王って言われるぐらい配牌がいいんですよ。一発裏3も結構ありますね。

木下:それでいうと、私は逆。最近、配牌も引きも悪いんですよ。でもそんな悪い手で自由に打って、私にしかできないアガりを目指すのが見せどころかな。

――重い配牌で考えて回すのも面白い?

木下:ぜんっぜん、面白くないです。メンタルに来ます。出来上がっててほしい(笑)。

■Bブロックに待ち構える前回優勝者・佐々木寿人

――この対局を勝ち抜いたら、本戦Bブロックに入ります。その中で対戦が楽しみだったり、警戒している相手はいますか?

木下:佐々木寿人さんです!私は寿人さんの麻雀を見て、「この人すごい」と憧れてプロになったので。とにかく打ち筋が気持ちいいんですよ。見ていてスカッとする麻雀を打ってくれる。選択も速いし、なんといってもディフェンディングチャンピオンなので。寿人さんと対局したいですね。

武田:私は年末に寿人さんと打つことができて、その他の方は初対戦です。もし勝ち抜けたとしても不眠症がまた加速しそうです(笑)。

佐野:私は同じ最高位戦の浅見真紀さん。女流最高位を取っていて、対局してみたい。仲林圭さんは個人的に仲がいいんですけど、「(予選を)勝ち上がれたら俺と同卓やな」みたいに煽られたので、やっつけてやりたいですね(笑)。

篠原:みんな先輩すぎて、誰と対局できてもうれしいですね。こんなオールスターの中に入れることはそうそうないので、本当だったら全員と打ってみたいです。

■麻雀は沼、人生そのもの…4人が牌を握り続ける理由

――麻雀ファンが注目している大会です。皆さんにとって麻雀とはどういうものですか?

佐野:麻雀ってどんなに勉強しても、探求しても、また新しく課題や発見が見つかって、そこからまた成長できるっていう沼みたいな競技だと思います。一度雀沼に入ったらもう抜け出せない。

木下:私は「麻雀は人生」だと思っています。いいことがあったら悪いことが起きるのは麻雀も人生も一緒なんですよ。ラッキーが来たと思ったら不幸なことも起きるし、でもそれは生きていても同じじゃないですか。麻雀って人が出ると言われますけど、その出るものが人生なんだなって思います。

篠原:私は今週50時間以上も麻雀を打っていて、目を開ければ麻雀牌しか見ていないぐらいの生活をしているんです。本当に麻雀に全ベット。他にやりたいこともあるんだけど、それをやる時間があったら麻雀を打ちたい。やっぱり私も人生と言えるし、生活の一部ですね。

武田:私はどうだろうな。楽しいかと言われたら案外そうではなくて、考えることばかりで大変だなって思います。でもそれが生きがいになっていて、自分を成長させるための修行をずっと続けている感覚ですね。

木下:みんが言っていることってどれも頷くし、全部が正解じゃないですか。

■優勝賞金の使い道

――この後すぐに対局が始まります。優勝賞金500万円を手にしたら、何に使いたいですか?

木下:海外旅行に行きます。円安で大変だから、賞金を惜しみなくベットします。

佐野:私は前回出場したとき、予行演習に付き合ってくださったプロ仲間の方々にお返しをしたい。盛大な打ち上げをやります!

篠原:私も打ち上げなんですけど、毎回優勝したら、勉強会の先生やメンバーたちにご飯をご馳走しているんですよ。今回も期待されています(笑)。

武田:私は勉強会のメンバーにご馳走して、海外旅行もプレゼントしたいと思います。

木下:…すみません、私も変えてもいいですか?自分の欲望は置いといて、感謝のプレゼントを贈りまくります(笑)。

◆取材・文=鈴木康道

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