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「乳がんの末期症状」はご存知ですか?医師が徹底解説!

「乳がんの末期症状」はご存知ですか?医師が徹底解説!

乳がんの末期症状とは?Medical DOC監修医が解説します。気になる症状がある場合は迷わず病院を受診してください。

※この記事はMedical DOCにて『「乳がんの主な5つの症状」はご存知ですか?初期症状・末期症状も医師が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

丸山 潤

監修医師:
丸山 潤(医師)

群馬大学医学部卒業。群馬県内の高度救命救急センター救急科及び集中治療科に2022年まで所属。2022年より千葉県の総合病院にて救急総合診療科および小児科を兼務。乳児から高齢者まで幅広い患者層の診療に努める。
【保有資格】
医師/医学博士/日本救急医学会救急科専門医/日本集中治療医学会集中治療専門医/DMAT隊員/日本航空医療学会認定指導者(ドクターヘリの指導者資格)/JATECインストラクター/ICLSインストラクター

「乳がん」とは?

乳がんとは、乳腺の組織にできるがんのことです。乳がんは女性だけの病気ではありません。患者のほとんどは女性ですが、1%ほどは男性だと言われています。乳がんは、女性の場合は8人に1人、男性は1,000人に1人が生涯を通して罹患すると言われている病気です。男性と女性で乳がんの治療方法に大きな違いはありません。予後に関してもほとんど同じです。乳がんの多くは乳腺から発生しますが、ほかの組織から発生することもあります。リンパ節や骨、肝臓や肺、脳などに転移しやすいため注意が必要です。

乳がんの末期症状

がんが乳房以外の部位まで転移している場合は、末期の状態だと言えます。乳がんは転移しやすいがんのため、気がついたときには末期症状が出ていたというケースも意外と少なくありません。Ⅳ期の方の5年生存率は30~40%です。ほかのがんと比べると、数字が高い傾向にあります。そのため、乳がんの余命は長いほうであると言えるでしょう。

脇が痛む

乳がんは転移しやすいがんのため、リンパ節に転移して脇が痛むことがあります。また、副乳が乳がんになっている可能性もゼロではありません。ときどき、乳房の数が生まれつき多い方がいます。副乳は脇の下にできることもあるため、乳がんになると脇が痛むことがあるのです。また、チクチクとした痛みを乳房のあたりに感じることもあります。自分で症状を落ち着かせることはできません。肺や骨などに転移する可能性もあるため、なるべく早めに乳腺外科や外科を受診してください。

お腹に水が溜まる

乳がんだけに限った話ではありませんが、がんがある程度進行すると、腹水といってお腹に水が溜まることがあります。肝臓の働きが弱まることでアルブミンの分泌量が少なくなり、お腹に水が溜まってしまうのです。水を抜いてもらうことで腹水を緩和できます。腹水が進むと内臓が圧迫されて呼吸困難や食欲不振などの症状が出るため、早めに乳腺外科や外科を受診してください。

疲労感や倦怠感

末期になると、痛みが出るだけでなく強い疲労感や倦怠感が出ることがあります。疲れやすい日々が続きベッドから起き上がれない、何もする気がおきないなどの症状が見られ、生活に支障が出てしまうことも少なくありません。とくに抗がん剤の治療を行っている場合は、これらの症状が顕著に見られることがあります。治療法は確立されていませんが、原因となる症状を改善したり運動療法を行ったりすることで疲労感や倦怠感が軽減する場合があります。

配信元: Medical DOC

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