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「急性硬膜下血腫の症状」は進行が早い?5つのサイン・原因・後遺症を医師が解説!

「急性硬膜下血腫の症状」は進行が早い?5つのサイン・原因・後遺症を医師が解説!

急性硬膜下血腫の代表的な症状

急性硬膜下血腫の症状は、血腫の大きさや脳の圧迫される程度によって様々ですが、進行が速いため、迅速な対応が必要です。急性硬膜下血腫の最も典型的な症状は、強い頭痛、意識障害、そして体の麻痺です。
急性硬膜下血腫の場合、残念ながらご自身ですぐにできる処置はありません。激しい頭痛や意識障害がある場合は、すぐに救急車を呼んで、速やかに脳神経外科がある病院を受診することが必要です。

激しい頭痛

頭をぶつけた直後から、今まで経験したことのないような激しい頭痛が起こることが多いです。脳神経外科を受診し、緊急のCT検査を受ける必要があります。

意識障害

意識がぼんやりする、呼びかけに反応しない、眠ってばかりいる、混乱した状態になるなど、意識レベルの低下が見られます。これは、血腫が脳を強く圧迫することで、脳の働きが妨げられるために起こります。

片麻痺

体の片側の手足が動きにくくなる、力が入りにくくなる症状です。血腫が、体を動かす司令塔である脳の領域を圧迫することで起こります。

瞳孔不同

左右の瞳孔(ひとみ)の大きさが異なる状態です。これは、脳への圧迫が強くなり、目の動きを制御する神経が障害されるために起こります。

吐き気・嘔吐

脳の圧迫により、頭蓋骨の中の圧力(頭蓋内圧:ずがいないあつ)が高まることで、吐き気や嘔吐が起こることがあります。特に、噴水のように勢いよく吐く「噴水状嘔吐」が見られる場合は、頭蓋内圧が非常に高まっているサインです。

【高齢者】急性硬膜下血腫の代表的な症状の特徴

高齢者も若い方とほとんど同じような症状を示します。
ただし、高齢者の場合、若い方に比べて脳が縮む脳萎縮が進行していることが多く、そのために硬膜と脳の間の隙間が広くなっています。この隙間があるため、出血してもすぐに脳が圧迫されず、症状の現れ方がゆっくりになることがあります。

比較的軽微な頭部外傷でも発症する

若い人であれば何ともないような、少し頭をぶつけた程度でも、血管が破れて出血しやすいことがあります。例えば、軽い転倒や、家具に頭をぶつけただけでも注意が必要です。

症状がゆっくり現れる

意識がぼんやりする、体が麻痺するといった症状が、頭部外傷後、数時間〜半日、あるいはそれ以上経ってからゆっくりと現れることがあります。このため、けがをした直後には「大丈夫」と思っていても、後から症状が出てくることがあるので注意が必要です。
「なんとなく元気がない」「食欲がない」「一日中寝ている」など、普段よりも活動性が低下している場合に、頭の中で出血が起きている可能性も考えられます。異常を感じたら、ためらわずに脳神経外科を受診してください。

配信元: Medical DOC

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