秋の味覚「サンマ」を塩焼きでおいしく食べるには?
秋の味覚を代表する「サンマ(秋刀魚)」。2025年は豊漁といわれ、おいしそうなサンマが比較的お手頃な価格で出回っています。サンマのおいしい食べ方といえば、塩焼きでしょう。どう焼くのがよりおいしいのか?筆者なりに検証してみました。

サンマの「ワタ」、取る?取らない?
サンマを塩焼きにする際に悩みやすいのが、「ワタ(内臓)」を取り除くかどうか。新鮮なサンマを買ってきたその日に塩焼きにする場合は、ワタごといただいてOKです。サンマには胃袋がなく、消化器官が短いため、ワタに不純物がほとんど残っていない特性があります。
また、脂がのったサンマほど、おいしいイメージがありますよね。サンマの脂には体に良いとされるオメガ3系脂肪酸のEPAとDHAが豊富に含まれ、ワタのあるお腹まわり、背中に多く含まれています。ワタごと食べればEPAとDHAを余すことなくいただけて、ワタのほろ苦さ+脂のコクがウマみとなり、サンマの味を引き立ててくれます。
ただし、ワタは傷みやすい部位でもあるため、買ってすぐに調理しない場合や冷凍サンマの場合は取り除いてから調理しましょう。
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