【サンマの塩焼き】切り込みは入れるべき?入れないべき?3パターン徹底比較で見えた“意外”な結論[栄養士解説]

【サンマの塩焼き】切り込みは入れるべき?入れないべき?3パターン徹底比較で見えた“意外”な結論[栄養士解説]

焼き方別!味の違いをレビュー

<A. 切り込みナシ×魚グリルで焼く>

切り込みを入れないことで自然に蒸し焼き効果が得られ、身がふっくらした仕上がり。焼き目や皮のパリッと加減もちょうどよく、食べた時に、香ばしさと脂のりの良さの両方を感じることができました。

<B.切り込みアリ×魚グリルで焼く>

焼き色が平均的で、見た目が美しいです。表面に切り込みがあるため皮と身が一緒に食べやすい利点も感じました。程よくサンマの脂が落ち、身は少しかため。ヘルシーな仕上がりに感じました。

<C. 切り込みアリ×フライパンで焼く>

まんべんなく焼き色がつきますが、皮のパリッと感は控えめ。最初にフタをして蒸し焼きにしたことで、AとBの中間のような身のふっくら感がありました。また、クッキングペーパーを敷いて焼いたため、後片付けはダントツの楽チンさ!

まとめ:一番おいしいサンマの塩焼きは?

 3タイプを焼き比べた結果、筆者ファミリーはA(切り込みナシ×魚焼きグリルで焼く)に軍配あり!でした。また、忙しい平日夜に塩焼きを楽しむ場合は、後片付けがラクなフライパン塩焼きもあり!と感じました。いずれにしろ、切り込みナシの方が、おいしく、時短になると実感。ご参考まで。

 サンマが豊漁で手に入りやすい今年の秋は、いろいろな焼き方で食べ比べられるのがうれしいですね。みなさんも好みの焼き方を見つけてください。

※参考文献:『日本食品標準成分表(八訂)増補2023年』、杉田浩一ほか監修『新版 日本食品大事典』医歯薬出版株式会社,2017、池上文雄ほか監修『からだのための食材大全』NHK出版,2019、藤原昌高著『からだにおいしい 魚の便利帳』高橋書店,2010

(野村ゆき)

配信元: LASISA

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LASISA

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