【1人】オキシトシンの出し方(増やし方)

「1人でできる方法を知りたい」という方もいらっしゃるでしょう。そこで、1人でも実践しやすいオキシトシンの出し方を紹介します。
触り心地のよいものに触れる
「心地よい」と感じる触感刺激は、オキシトシンの分泌に関わる神経系を刺激すると考えられています。タオルやブランケット、ぬいぐるみなどお好みの素材に触れることで、オキシトシンが出やすい状態になるでしょう。
セルフタッチする
自分自身に優しく触れるセルフタッチも、オキシトシンの分泌増加が期待できます。リラックスした状態で腕や足をゆっくりとさすったり、両手の指の腹を使って軽く弾ませるようにタッチしたりしてみましょう。
マインドフルネス瞑想をする
「今、この瞬間」の自分に意識を向けるマインドフルネス瞑想は、こころを刺激して脳内のオキシトシン放出を促す可能性があります。基本的なやり方は下記のとおりです。
1.座った状態で目を閉じ、呼吸に集中する
2.雑念が浮かんできたら、その考えに気付き、再び呼吸に集中する
1日15分程度を目安に、無理のない範囲で続けてみましょう。
アロマを取り入れる
ラベンダーオイルを用いたアロマセラピーによって、女性の唾液中オキシトシン濃度が上昇したとの報告があります。香りの感じ方には個人差がありますので、「心地よい」や「落ち着く」と感じる香りを選ぶことが大切です。就寝前やリラックスタイムに取り入れてみるのもよいでしょう。
音楽
リラクゼーションをもたらすスローテンポの音楽を聴くことで、唾液中のオキシトシン濃度が高まったと報告されています。落ち着く音を日常に取り入れることで、ストレス軽減とともにオキシトシンが出やすい状態づくりにつながるでしょう。
「オキシトシンの出し方」についてよくある質問

ここまでオキシトシンの出し方について紹介しました。ここでは「オキシトシンの出し方」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
男性と女性でオキシトシンの出し方は異なるのでしょうか?
木村 香菜(医師)
オキシトシンは男女ともに分泌されるホルモンですが、放出されるきっかけは必ずしも同じではありません。たとえば女性は妊娠や出産、授乳といったタイミングでオキシトシンの分泌が増加します。一方で、スキンシップや安心感を伴うコミュニケーションなど、男女共通でオキシトシンが分泌されやすい場面もあります。
オキシトシンは「心地よさ」や「安心感」と深く関わるホルモンでもあるため、性別にとらわれすぎず、自分に合ったオキシトシンの出し方を見つけていくことが大切と言えるでしょう。
まとめ
オキシトシンは、出産や授乳に関わるだけでなく、不安の軽減や信頼関係の形成、ストレス緩和などこころの健康にも深く関わっています。オキシトシンはさまざまな刺激をきっかけに分泌されるため、無理に出そうと頑張るのではなく、自分が心地よいと感じる行動を日常に取り入れることが大切です。毎日のちょっとした心地よさが、こころの安定や人とのつながりを支える土台づくりになるでしょう。
「オキシトシン」と関連する病気
「オキシトシン」と関連する病気は4個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
精神科系
うつ病自閉症
統合失調症心的外傷後ストレス障害(PTSD)
上記の病気では、血液中のオキシトシン濃度が低い可能性があります。
「オキシトシン」と関連する症状
「オキシトシン」と関連している、似ている症状は2個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
関連する症状
後陣痛
過強陣痛
出産時や産後は、オキシトシンの作用が強く出ることもあります。症状がつらいときには、我慢せず主治医に相談しましょう。
参考文献
オキシトシンと心身の健康. 心身健康科学. 2019
社会行動におけるオキシトシンの役割. DOHaD研究. 2024
周産期におけるオキシトシン値の変化と母親役割獲得過程の関連. 第27回学術集会. 2018
ふれあいと生活におけるオキシトシンの役割. 日本食生活学会誌. 2024
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