
複数男女が集まってカメラの前で、時にドキドキ、時に激しい恋模様を繰り広げていく恋愛リアリティーショー。今やそのテイストは様々であり、1人を奪い合い複数の異性が愛をアピールするタイプから、ギラギラの太陽の下で水着の男女がキスを交わす熱烈系、ティーン同士の胸キュン系など、番組の持つ企画の色によって、参加者の顔ぶれは大きく変わってくる。やはり元アイドルや俳優といった、これまで芸能関係の仕事で百戦錬磨してきた美男美女は自分の見せ方に長けている。しかし、意外に面白く、視聴者や番組MCの目に留まる魅力的な人物というのは「今までどこにいたの?」と思うような経歴を持ち、人間味にあふれた個性を発揮する参加者たちだ。配信中の3番組より光る逸材を紹介していく。
■過激なキスが続く中でのピュアさが決め手に?全員が“爆モテ”街道を歩んできた『ラブパワーキングダム2』
モテを自認し、“爆モテ”人生を送る美男美女16名の恋愛強者たちが、ハイクラスな男女の駆け引きを行う恋愛リアリティーショー『ラブパワーキングダム2』(毎週水曜夜10:00、ABEMA※全8回)は、参加者の中でNo.1モテ男&モテ女を決めるというだけあって、各参加者の自信は満ち満ちている。自分が誰よりもモテる、これまでの人生はモテてきた経験しかない、という者たちが集まっており、本命として好きな相手にはもちろんのこと、キープ的な相手のことも惚れさせなければ勝ち残れないという高度なモテテクニックが求められる。スタジオMCは、せいや(霜降り明星)、YOU、菊池風磨(timelesz)、谷まりあが務める。
男性陣は、格闘家で第5代RISEスーパーライト級王者のたいじゅ(白鳥大珠/29歳)をはじめ、モデル、俳優、内科医師、飲食店経営者らで、良いタイミングでキスを仕掛けるような“オス”オーラと女性の話を真剣に聞く包容力を使い分ける、まさに恋愛強者が顔を連ねる。
女性陣は、元AKB48でモデル兼女優のまりや(永尾まりや/31歳)、小悪魔ageha専属モデルで『ラブパワーキングダム』シーズン1の参加経験を持つせいな(聖菜/23歳)、そして国内外で活躍するタレント、女優、ショーダンサーらで、男女共に多彩な16名が集結した。全員、個性爆発状態のキャラ強メンバーではあるが、せいやなどMC陣が夢中になっている男女ペアをピックアップしよう。
■◎元JR駅員ピュアすぎる熱波師・こうたが伝説のレースクイーン・もえに完落ち

サウナの熱波師・こうた(岩城滉太/33歳)は、俳優活動をしながらコーヒー豆専門店の経営者でもある爽やかスマイルの男性。前職はJR駅員という経歴も持ち、改札に立てば女子高生やおばさまからプレゼントをもらうなど、超絶モテ人生を歩んできたひとり。引く手あまたの恋愛遍歴だったであろうこうただが、皆のくつろぐトークタイムにタオルを振り回し熱波師パフォーマンスを披露したり、独特なマイペースさで番組に笑いのエッセンスを加える人物。せいやは「いいわ~こうた、癒やし」とお気に入りのよう。

こうたの強みは、好きになった相手にはまっすぐピュアで、誠実な思いをぶつけること。こうたは、タレント兼レースクイーンのもえ(川瀬もえ/32歳)にぞっこん。もえは“モテないと残れない”今企画を完全に攻略し、暫定1位のたいじゅと2人きりのワイン風呂に入り濃厚キスを見せたかと思えば、別の男性にも上目使いで「私のこと好き?」とハグして甘える圧巻のモテテクをたびたび披露し、MCのYOUも「もえ、できるわぁ」と一目置く女性。こうたはもえと2人になり「話してて一番楽しいのはこうたくん」と言われ、感動して男泣きをしてしまうほどハートを捕まれている。

魔性の魅力で恋愛ゲームに余裕を見せていたもえだが、心優しいこうたの行動や2人で過ごすたびに泣き虫になってしまう純粋さがジワジワ効いているようでもある。戦略型のもえと、ピュアさで挑むこうたの恋はどうなっていくのか、4月1日(水)夜10:00からの最終話放送が見ものだ。
■「女は顔」と断言するコワモテヤンキーが心意気を見せて人気に『ラヴ上等』

“はみ出し者”として生きてきたヤンキー男女が、喧嘩も恋も本気でぶつかり合う姿を描く純愛リアリティーショー『ラヴ上等』(Netflix)は、2025年12月に配信されるや否や、グローバル週間TOP10(非英語シリーズ)初登場8位を獲得(集計期間:2025年12月8日-14日)し、国内外のSNSが「こんな恋リア見たことない」とザワついた。山奥にある学校「羅武上等学園」を舞台にしたヤンキー同士の恋愛は、共同生活の中で芽生える仲間意識やガチ喧嘩などとにかく熱量が高く、何においても全力。気合い十分な恋愛模様をMCのMEGUMI、AK-69、永野が見守る形だ。MEGUMIはプロデュースも務めており、早くもシーズン2の制作が決定している。
参加者は建築業、経営者、ラッパー、盆栽業、ホストらの男性陣と、キャバクラ勤務の専門学生、塗装業兼タレント、BAR勤務、メイク講師、ショーダンサーの女性陣という個性の塊が集まっている。途中参加したショーダンサーの転入生を参加者皆で迎えに行った際、ショーの演出で水がかかった塗装業兼タレントのBabyが怒り、レモンサワーをぶち撒けて「水はヤベェだろ」と言い放ったシーンも話題になった。

どの人物も“クセ強”で濃いのだが、ひとり厳選して紹介するならば、登場シーンからコワモテキャラで目を引いた“つーちゃん”こと塚原舜哉だ。キャバクラを経営し、最終学歴は少年院と語る暴走族元総長の“つーちゃん”は、最年長の30歳。「女は顔」と断言し、イカつい見た目とは裏腹にお茶目でかわいらしい面があるところが魅力。仲間思いで惚れた女性に一途なところが参加者にも視聴者にも伝わり、SNSには「つーちゃん男前!」「なんだかんだ塚原が最高」と人気を集めた。
■雪景色を舞台に男性同士の恋愛リアリティーショー第2弾『ボーイフレンド』シーズン2

Netflixの『ボーイフレンド』は、日本初の男性同士で繰り広げられる恋愛リアリティショー。第1弾の夏の海から、冬の北海道へと舞台を移して10人のBoysがGreen Roomで約2ヶ月間共同生活を送る。スタジオMCは、MEGUMI、ホラン千秋、青山テルマ、ドラァグクイーンとして活躍するドリアン・ロロブリジーダ、徳井義実がシーズン1より続投している。
参加者は、タイやペルーなど国際色豊かで年齢幅も20歳から40歳までと様々なバックグラウンドをもった面々。恋人探しを目的として恋愛しに来る人も、友情を育みながら自分の生き方を見つめ直したい人も、皆が温かく包み込みあって穏やかに会話を積み重ねていく。韓国出身のテホンはシーズン1から2度目の参加だ。

全15話あるが、ウィリアムとイザヤは第10話でカップル成立となり「今日おれら2人はGreen Roomを出て行きます」と卒業していった。初日に3年ぶりに再会した2人。3年前の当時、ウィリアムに恋をしかけていたイザヤだったが、ウィリアムからの連絡が一方的に途絶え、“一番会いたくなかった人”と話すほど波乱の再会だった。衝突を繰り返しながらも、Green Roomでまた同じ時間を過ごすうちに2人の距離は徐々に近づいていくことに。乗馬デートにカニディナーとたくさんの名場面を刻んできた2人が荷物とお互いの手を握りながら一緒に旅立っていく姿が感動を呼んだ。彼ら一人一人がそれぞれ、涙と笑顔で物語をどんな形で終えていくのか、一度見たら最後まで見届けたくなるコンテンツだ。

