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「考えごとを忘れたかった」飲酒して逆走、時速125キロで死亡事故…元少年の控訴棄却、法廷で見せた涙

「考えごとを忘れたかった」飲酒して逆走、時速125キロで死亡事故…元少年の控訴棄却、法廷で見せた涙

●控訴審も「法的判断は相当」と維持

弁護側は控訴審で「衝突直前に急ブレーキを踏んでおり、進路を逸脱せずに運転できていた」などと主張。「制御困難であることを示すには説明不十分だ」とうったえた。

これに対して、東京高裁は「道路の具体的状況を見れば、被告人の運転する車両は高速度であり、わずかなハンドル操作のミスによって道路から逸脱するものである」と指摘。

危険運転致死罪の成立を認めた一審の判決について「法的判断として相当なもので維持できる」と肯定した。

また、弁護側の「保護処分にすべきだ」という主張についても「危険性の度合いは高く、結果は言うまでもなく重大」と断じ、量刑も維持した。

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●事故後にその場から立ち去った元少年の友人

一審で提出された証拠などによると、事件の経緯はこうだ。

元少年は事件当日未明、友人とレンタカーでカラオケ店に向かい、そこで未成年でありながら飲酒。逮捕時の取り調べでは「焼酎をロックでコップ3杯飲んだ」と供述している。

その後、友人に飲酒運転をとがめられたものの、別の友人を乗せて川口市内を運転。事件現場の交差点につながる一方通行の道路に進入すると、逆走に気づきながらもアクセルを強く踏み込んだ。

「交差点がある」と気づいたものの、ブレーキは間に合わず、被害者が運転していた車に衝突。その衝撃で被害者は道路上に投げ出され、建物などに身体を強く当たって死亡した。

一審が認定した事実によると、衝突直前の速度は時速125キロで、アクセルは87%踏み込まれ、ブレーキはかけられていなかった。

事件後に元少年は逮捕されたが、同乗していた友人はその場から立ち去っている。

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