玄関は「すぐに開けない仕組み」を作る
次に整えたいのが玄関です。玄関の防犯というと施錠ばかりが意識されますが、実際には来訪者対応も重要です。宅配、点検、勧誘、各種営業など、玄関は見知らぬ相手との接点になりやすい場所です。
ここで有効なのが、置き配の意思表示です。100円ショップには、置き配サインプレートやマグネット式の表示用品があります。これを使えば、宅配時にドアを開ける回数そのものを減らすことができます。
さらに、ドアスコープののぞき見防止カバーのような小物もあります。これ自体が侵入を防ぐ決定打になるわけではありませんが、「まず確認する」「すぐ開けない」という行動習慣が定着します。とにかく、来訪者が来てもすぐには開けず、非対面で済む用件は非対面で済ませることが重要なのです。
郵便物とゴミは「生活情報」そのもの
そして、一人暮らしで見落とされやすいのが、郵便物やゴミです。ポストにチラシや郵便物がたまっている部屋は、それだけで不在が推測されやすくなります。帰省や旅行のときは、配達停止なども含めて考えた方がよい場面があります。
また、DMや宅配ラベルをそのまま捨てるのも避けたいところです。住所、氏名、場合によっては購入傾向まで分かることがあります。100円ショップの個人情報保護スタンプを使えば、宛名部分を簡単に読みにくくできます。
防犯は、玄関や窓の強さだけで決まるわけではありません。この部屋にはどんな人が住んでいて、どんな生活をしているのか。そういった個人情報を外に出し過ぎないことも立派な対策なのです。
