
食材の値上げが続く今こそ、かぼちゃの種やわた、大根の皮までしっかり使い切って、賢くおいしく節約したいもの。実はこれらの“捨てがちパーツ”には、栄養やうまみが隠れています。今回は、そんな部分がごちそうに生まれ変わる絶品レシピを厳選。ムダゼロで家計にもやさしい一品が簡単に作れます!

教えてくれたのは▷小田真規子さん
栄養士、料理研究家。さまざまな食のニーズに応える「スタジオナッツ」を主宰。豊富なアイディアにより、雑誌や企業などでレシピ・商品開発に携わる。
かぼちゃの種とわた
種とわたはいたみやすいので、かぼちゃを買ってきたらすぐに取り出して使うのが◎。ユニークな食感がやみつきに!
■種はローストしておやつに
海外ではスーパーフードとして知られるほど、かぼちゃの種は栄養満点。そのままだとかたいので、よく洗ってぬめりを落としてから低温のオーブンでローストして調味するのがおすすめ。
かぼちゃの種のキャラメルロースト

《材料と作り方》作りやすい分量 *全量で676kcal/塩分0.3g
1.オーブンの天板にオーブン用ペーパーを敷き、かぼちゃの種50gを水けを拭いて広げ、サラダ油や米油大さじ1をからめる。140℃に予熱したオーブンで30~40分、カリッとするまで焼き、好みで皮をむく。
2.バットにアルミホイルを敷き、油を薄くぬる。小さめのフライパンに砂糖50g、水大さじ1を入れてさっと混ぜ、中火にかける。砂糖が溶け、茶褐色に色づくまでさわらず、香ばしくなってきたらバター10g、しょうゆ1~2滴を加えて火から下ろす。
3.1を加えてさっと混ぜ、2のバットに広げて手早くさます。
■わたはみそ汁の具

ふわふわとしたかぼちゃのわたは、食物繊維などの栄養が豊富。キッチンばさみで食べやすく切ってみそ汁に加え、さっと火を通すと、ほのかな苦みと甘さがあり、とろりとした新鮮な食感に。また、ハンバーグなどの肉だねに混ぜるのも◎。わたも種も一度にたくさんとれないので、ある程度の量がたまるまで冷凍しておいても。
大根の皮
おでんや煮もので、厚めにむいた皮がたくさん出たときには、迷わずもう1品、さっぱりとした小鉢を。
■塩昆布であえて

塩昆布であえれば、約10分でうまみと塩けがしみます。大根の皮の斜め細切り50gに塩昆布5gが目安。ほかにも、辛子明太子、なめたけ、のりのつくだ煮、味つきザーサイなどバリエーションは無限です。
■ポン酢に漬けて

大根の皮は繊維を断ち切るように斜め細切りにすると味がしみやすくなり、食べやすい長さに調節もできます。大根の皮50gにポン酢じょうゆ大さじ1が目安。ポリ袋などに入れて30分以上漬けると、さっぱりとした浅漬けに。好みで、ごま油、ラー油、切りごまなどをプラスしても。

