シングルマザーの私。私が38歳、娘が小学生のときのお話です。転職した私は、仕事の勉強のためのオンライン勉強会に参加しました。そこで同い年の男性と知り合い、彼は次第に私たちの生活に溶け込んでいくように。しかし……。


理想の彼が…わが家での居候生活へ
オンライン勉強会で出会った同い年の男性。彼の穏やかな笑顔と「子どもが好き」という言葉に安心感を覚え、私たち家族は次第に彼との距離を縮めていきました。
梅雨の時期のある日。彼から「給湯器が壊れたから数日だけ泊めて」というお願いが。少し考えましたが、何度か食事をし、娘も彼に懐いていたので受け入れることに。
しかし、「数日」と聞いていたのが数週間へと延び、彼はだらだらわが家に居座るように。数日だけのつもりだったので生活費の話をきちんとしておらず、気がつけば、私ひとりが家事も支出も抱える状況になっていました。
娘のタブレットを使って勝手に…
彼が居候を始めてから、食費は1.5倍、電気代は2倍に。そこで、「まだいるならば、生活費を負担してほしい」と彼に伝えたところ、彼からは「僕の分の食事は無理に作らなくていい」と冷たく返されました。しかし、その夜には「焼肉が食べたい」「ポテトサラダもお願い」とメッセージが届いて……。彼のわがままさに呆れ始めていました。
そんなとき、彼との決別を決める衝撃の出来事が。
ある日、身に覚えのないクレジットカードの督促メールが届きました。調べてみると……なんと、彼が娘のタブレットを使い、オンラインゲームに課金していたことが判明! その課金の督促メールだったのです。
彼の勝手すぎる行動に、私の怒りは限界を迎えました。

