好きなものに囲まれた部屋
個室はベッドが置かれ、壁は一面格子状の棚になっています。棚には本やぬいぐるみなどが置かれており、「好きなものに囲まれた空間」となっています。
ベッドそばの窓はスクエア型の大きな窓で、外の風景を取り込むためあえて桟(さん)などがなく、額縁のようになっています。
部屋の奥には壁で仕切られた書斎スペースが設けられており、まるで部屋の中に部屋があるようです。空間を区切る意味で、仕切りの壁は壁紙の色を変えているのだとか。書斎スペースは天井の高さを2メートルに抑え、コンパクトで集中できる「こもれる空間」のように作られています。中にはデスクがあり、PCやタブレットで趣味のイラストを描いているのだそうです。
この部屋からははしごでロフトに上がれます。施主さんは、ロフトはどうしても使用頻度が下がりがちになるため、行きたくなるような空間にしていると話します。ロフトはソファとサイドテーブルが置かれたミニマムな空間で、何もないときにぼんやりするのにちょうどいい場所だそうです。
便利な脱衣室
コンパクトな家ではありますが、お風呂もトイレも一般的なサイズ。脱衣室は広くはないものの、洗濯機にランドリーハンガー、造作棚があり、洗って干して畳む作業が1カ所で済むようになっていて有効に空間を使っています。造作棚は、SNSで見てうらやましいと思って要望したそうです。
洗面台は脱衣所の中ではなく、廊下のスペースにあります。見える場所にあるので「魅せる洗面台」を意識。人気のある造作洗面台で、特にこだわったのは高さ。椅子が置いてあり、座って使える高さに設定したといいます。

