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<冬のなんかさ、春のなんかね 最終回>岡山天音“小太郎”がフラれた杉咲花“文菜”に優しく寄り添う姿に「救われる」の声

<冬のなんかさ、春のなんかね 最終回>岡山天音“小太郎”がフラれた杉咲花“文菜”に優しく寄り添う姿に「救われる」の声

「冬のなんかさ、春のなんかね」最終回より
「冬のなんかさ、春のなんかね」最終回より / (C)日テレ

杉咲花が主演を務めるドラマ「冬のなんかさ、春のなんかね」(毎週水曜夜10:00-11:00、日本テレビ系/Hulu・TVerにて配信)の最終回が3月25日に放送。文菜(杉咲)が彼氏にフラれたことを知った小太郎(岡山天音)が、文菜に優しく寄り添う姿が描かれ、視聴者からSNSに大きな反響が寄せられた。(以下、ネタバレを含みます)

■「冬のなんかさ、春のなんかね」とは

本作は、杉咲演じる主人公・土田文菜がこれまでに経験してきたさまざまな別れや叶わなかった恋などから、人を好きになることにどこか怖れを抱き、「大切な人とは付き合わないほうがいいのではないか?」「そもそも恋愛とは何なのか?」などと逡巡しながらも前に進んでいくラブストーリー。

文菜の現在の恋との向き合い方を描く上で、学生時代の恋人から今の恋人に至るまでの、それぞれの人と過ごした時間やその時々の恋愛感情も丁寧に描かれていく。

小説家としてこれまでに2冊の小説を出版し、普段は古着店でアルバイトをしている27歳の土田文菜を杉咲、コインランドリーで文菜と出会う美容師・佐伯ゆきおを成田凌、文菜に恋心を抱く美容師・早瀬小太郎を岡山、文菜の先輩にあたる小説家で恋人がいる山田線を内堀太郎が演じる。文菜とこの3人の男性が関係を築いていく姿が描かれる。

また、喫茶店イスニキャクの店員・和地くん役に水沢林太郎、喫茶店イスニキャクの店長・ジョーさん役に芹澤興人、文菜の大学時代からの友だちで、現在は古着屋の同僚・エンちゃん役に野内まる、出版社で文菜の編集を担当する編集者・多田美波役に河井青葉、ゆきおの美容室で働いている同僚の紗枝役に久保史緒里が扮(ふん)する。

本作の脚本・監督は、映画「愛がなんだ」(2018年)や映画「街の上で」(2020年)で知られる今泉力哉氏が務めている。


■ゆきおは文菜に別れを切り出す

ゆきおの誕生日、初めて訪れた喫茶店で向き合って座った文菜とゆきお。

文菜は、浮気していたこと、人のことをすぐ好きになってしまえること、一人の人とちゃんと付き合うみたいなことができなくなっていたこと、ゆきおに話せない心の内を話せる相手がいたこと、山田の存在、山田に惹かれていたことなど、ゆきおに隠していた自分の悩みや正直な気持ち、身勝手な行動をひとつひとつ話していく。

すべてを伝えることがゆきおのためにならないことを知りながら、文菜は話し続けたあと、「これからも一緒にいたい」と伝えた。そんな文菜の話をゆきおは黙って聞き、山田と文菜の関係に関しては、正直な意見を述べた。

ひと通り話し終えた文菜は、完成した水色のマフラーを鞄から取り出して「お誕生日おめでとう」と差し出す。

それを見たゆきおは「あれじゃん、色。温泉ズブルー」と微笑むが、もらったマフラーを自分の首ではなく、文菜の首にマフラーを巻きながら「文菜…別れよう」と、別れを切り出した。

「やだ」と答える文菜に、ゆきおは「俺、なんとなく気付いてた。文菜の様子がおかしいこと。何かに苦しんでたこと」と話し始め、そのあと温泉に行く前から気付いていたこと、クリスマスに一緒に住もうと提案した時の反応がおかしいと思ったこと、それ以来「二人の関係の終わり」を考えていたことを打ち明けた。

さらに、「マフラー編んでる間くらいは俺のこと考えてくれるかなぁとか思って。もらう気なかったけど編ませてた。最低だけど。文菜のこと好きだよ。今でも。だから無理かな、続けるのは…」と言い、「文菜と別れたら紗枝と付き合うかもしれない」と話すのだった。

■小太郎が文菜に優しく寄り添ったシーンに「救われる」の声

最後にゆきおに髪を切ってもらった文菜は、未練がましい行動を取るが、ゆきおは文菜への思いを断ち切るかように「もう文菜のことを知りたいと思えないんだ」と伝え、二人の関係を終わらせた。

そのあと、公園で「あ〜フラれた〜!」と叫ぶ文菜の横で、「あ〜何でだ!何で文菜がフラれんだ!クッソ!」と一緒になって叫ぶ小太郎。

ゆきおのために編んだマフラーを、文菜から「あげる」と言って渡された小太郎は、「俺チクチクするから、マフラーとか毛糸とか無理って言ったでしょ」と言って断ってしまう。そして文菜がマフラーをほどき始めると、「その糸もらってもいい?文菜がさ、いつか俺にマフラー編んでくれる未来があるかもしんないでしょ?そん時までにチクチクに強くなっとくわ」と、いじらしいことを言う小太郎。

ほどいたばかりの毛糸を文菜から渡された小太郎は「文菜はさ、笑ってた方がいいよ。ま、悩んでる顔も好きだけど…」と言ったあと、「戦争はんた〜い!」と急に叫び始め、今度は文菜が「すべての戦争も恋愛もなくなったらいいのに」と呟く。

それに対して「いやいや恋愛は あれよ」と返す小太郎。文菜の「全然うまくいかにのに『恋愛は あれよ』っておもろ」という言葉に、小太郎は「おい!うまくいかせろよ!文菜次第だろ、俺の恋愛のうまくいくいかないは!」と返して、文菜を笑わせるのだった。

ゆきおにフラれた文菜に小太郎が優しく寄り添ったシーンに、「小太郎に救われるわー」「小太郎、愛しい」「小太郎、癒しだw」「小太郎にマフラーあげる?そういうとこだよ文菜」「小太郎素直にもらっとけよ〜」「文菜、君は大丈夫だ。マフラーを小太郎にあげる神経の太さがあれば」「でも、小太郎と付き合うことはないのね、あやなw」「小太郎ありがとう。ずっと文菜のそばにいれくれ」「チクチクに慣れようとしてる小太郎アホかわいい」「こたろーが大好きだ!!!!」「誰かを好きになるって苦しいし辛いよな」「いやもう、本当にコタローさんよ!最初から最後まで最高だよ」「小太郎レベルが違う、すごいこの天使」「本当に小太郎が優勝」などの声が多く上がり、「冬のさ春のね」がX(旧Twitter)のトレンド5位にランクインしていた。

番組ラストでは、文菜と小太郎、エンちゃんがいちご狩りを楽しむ場面が描かれた。文菜が考え続けた「人を好きになること」を丁寧に描いた本作。ハッピーエンドではなかったが、いつまでも視聴者の心に残る最終回だった。

◆文=奥村百恵

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