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巨匠が描く小林一茶の“知られざる10年” テレビ初放送のオリジナルミュージカルや特選歌舞伎など、衛星劇場4月おすすめ番組

巨匠が描く小林一茶の“知られざる10年” テレビ初放送のオリジナルミュージカルや特選歌舞伎など、衛星劇場4月おすすめ番組

ミュージカル『ISSA in Paris』
ミュージカル『ISSA in Paris』 / Original Concept and Story by Maury Yeston, Music and Lyrics by Maury Yeston 提供:梅田芸術劇場 撮影:岡 千里

舞台、名作映画、韓国ドラマや中国ドラマなど、多様なラインナップを誇るCS放送「衛星劇場」。4月は巨匠モーリー・イェストンによる待望の最新ミュージカル『ISSA in Paris』やOSK日本歌劇団・翼和希のバースデーを祝う特集ほか、「伊賀越道中双六 沼津」などテレビ初放送となる歌舞伎が放送される。貴重な舞台・ライブの数々をピックアップして紹介していく。

■ミュージカル『ISSA in Paris』

ミュージカル『ナイン』『タイタニック』でトニー賞の最優秀作詞作曲賞を2度も受賞したミュージカル界の巨匠モーリー・イェストンによる待望の最新作は、小林一茶の知られざる10年を大胆かつファンタジックに描くオリジナルミュージカル。4月26日(日)夜7時30分からテレビ初放送となる。

主人公のシンガーソングライター・ISSAこと海人(かいと)を演じるのはミュージカル『イリュージョニスト』など数多の舞台で主演を務め、長年のキャリアで培われた確かな演技力と圧倒的歌唱力で高い評価を得ている海宝直人。

そして若き日の小林一茶を演じるのはミュージカル『ロミオ&ジュリエット』『1789-バスティーユの恋人たち-』にて主演を務め、次世代を担うミュージカル界の新星として呼び声も高い岡宮来夢が出演する。

交わるはずのなかった違う時代を生きる日本人2人が異国の地・パリで出会い、お互いに影響し合うことでそれぞれの人生が変わっていく。

【あらすじ】

現代の東京に住む、シンガーソングライターISSAこと海人。海人は突然の母親の死から立ち直れず、呆然自失になっていた。そんな中、命の儚さをうたった小林一茶の「露の世は露の世ながらさりながら」の句が脳裏に浮かぶ。また、海人の母は、一茶には消息不明とされる「空白の10年」があり、その期間、鎖国の日本をひそかに抜け出してパリへ行っていたという仮説をたてていた。海人は天才俳人が日本で小林一茶と名乗るまでの「空白の10年」に一体何があったのかを突き止めるため、そして自分自身が前に進むためにパリへ旅立つことを決める。海人はパリに行き、何を得るのか。そして、小林一茶の10年には何があったのか。2人の青年が時空を超え、パリで出会う、ファンタジー・ミュージカル。
(2026年1月27日公演収録 東京・日生劇場)

■OSK日本歌劇団 翼和希バースデーSP

2024年9月にOSK日本歌劇団のトップスターに就任し、新たな歴史の扉を開いた翼和希が4月15日(水)に誕生日を迎える。これを記念して、衛星劇場では4月12日(日)&19日(日)に「OSK日本歌劇団 翼和希バースデーSP」を特集。テレビ初放送の「トップスター翼和希 REVUE SHOW!」を含む、ファン垂涎の計7作品を放送する。

<DAY1>4月12日(日)

「へぼ侍〜西南戦争物語~」(昼4:15-)

第42回「たけふレビュー~The Diamond Quality~」(夜6:45-)

「レビュー 春のおどり」(夜8:00-)

<DAY2>4月19日(日)

ミュージカル「三銃士 THE THREE MUSKETEERS」(昼2:00-)

翼和希トップスター就任記念「Revue in Kyoto レゼル~Les Ailes~南座バージョン」(昼4:45-)

「2025年 レビュー 夏のおどり」(夜6:15-)

「トップスター翼和希 REVUE SHOW!」(夜8:30-、テレビ初放送)

■特選歌舞伎「伊賀越道中双六 沼津」「羽衣」

平日昼4時台から歌舞伎を特集している衛星劇場。4月の「特選歌舞伎」としてラインナップしているのが、いずれもテレビ初放送となる「伊賀越道中双六 沼津」(4月2日[木]昼4:00-ほか)と「羽衣」(4月6日[月]昼4:00-ほか)だ。

<伊賀越道中双六 沼津>

武士の仇討ちに巻き込まれた、庶民の悲劇と人情が時代を越えて胸を打つ、義太夫狂言の名作。東海道を旅する呉服屋十兵衛は、沼津の街道で出会った雲助の平作から頼み込まれて荷物を預ける。しかし年老いた平作の足取りはおぼつかず、木の根につまづき足の爪を剥がしてしまったため十兵衛は印籠の薬で手当てする。

先を急ぐ十兵衛だったが、平作の娘お米に見惚れて平作の家に立ち寄ることに。するとその夜、皆が寝静まった頃、お米が印籠を盗もうとしたことから十兵衛は驚くべき真実を知り…。

前半のおかしみのある旅の雰囲気が一変、後半は親子の悲しい運命が明らかに。仇同士となった親子が義理と人情との狭間で葛藤しながら、互いを思いやる家族の情愛が滲み出る名作だ。
(2024年/令和6年4月・金丸座)

<羽衣>

駿河の国、三保の松原。松の木にかかった美しい羽衣を見つけた漁師の伯竜は我が家へ持ち帰ろうと手に取る。そこへ美しい天女が呼び止め、羽衣を返して欲しいと頼むのだった。

伯竜は衣を返し、その代わりに天女の舞を望むことに。すると優雅な舞を見せた天女は、やがて天へと昇っていく。

金丸座ならではの「かけすじ」を使った江戸時代の宙乗りの機構を生かし、花道の上を天女が古風な宙乗りで引っ込む。有名な「羽衣伝説」を題材とした優雅で美しい長唄の舞踊を堪能できる名舞台だ。
(2024年/令和6年4月・金丸座)


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