友人の電話にイライラ…
「あかねはさ、本当に良いよね。結婚できて、子どももいて。私はまだ独身~。これはこれで謳歌してるんだけどさ。あ…それと、来週の約束してた日、ちょっとデートの予定が入っちゃったんだ…」
そう電話で言われて、また予定がキャンセルに。胸の奥で何かが冷たく固まるのを感じた。
いつもいつも、さえこの予定に振り回されてる。この違和感はもう、気のせいなんかじゃない。10年間に築き上げた友情の歴史なんて、私の疲労とストレスの前では、何の免罪符にもならない気がしてきている。
あとがき:変わる環境、変われない関係の重圧
友情を保つべきという「長年の呪縛」。あかねさんは、さえこさんの身勝手さを受け止めるのが自分の役割だと、無意識に自分を抑圧してきました。しかし、娘の風香ちゃんが生まれたことで、「自分の時間」の価値が劇的に変化します。
人生の優先順位が変わったとき、古い関への思いに変化が起きることを描いたのがこの章です。この違和感を無視せず、行動を起こせるかが鍵となるでしょう。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

