
見上愛と上坂樹里がW主演を務める連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)の第2回が3月31日に放送。畑仕事をしながら平穏な生活を送っていたりん(見上)の村に、コロリ(=コレラ)の病魔が忍び寄る展開が描かれた。
■「学問は翼と刀になる」父・信右衛門が説く学問の真意
同ドラマは、見上演じる一ノ瀬りんと、上坂演じる大家直美が、看護の世界に飛び込み、明治という激動の社会を舞台に幸せを追い求め生きる姿を描く、少し型破りなナース二人の冒険物語。
栃木県那須で穏やかな日々を送る一ノ瀬家。しかし隣町では、感染すれば7割が命を落とすと言われる恐ろしい病「コロリ」の猛威が始まりつつあった。そんな不穏な空気を余所に、祭りを心待ちにするりんと妹・安(早坂美海)。
書の手ほどきに身が入らない姉妹に対し、父・信右衛門(北村一輝)は「これからは学問を怠っては飛んでいけない。学ぶことは時に己を守る翼となり、世を守る刀となる」と静かに説く。それは、激動の時代を生き抜く娘たちへ贈る、元家老としての切なる願いだった。

■納屋に隠された謎の刀…父の過去に動揺するりん
ある日、納屋で探し物をしていたりんは、厳重に包まれた刀を見つけてしまう。かつて筆頭家老の職を辞し、農民として生きる道を選んだ父。なぜ武士の身分を捨てたのか、その理由を知らないりんは、隠されていた父の「武士の証」を前に激しく動揺する。
■東京での運命的出会い…たくましき母・美津と孤独な少女・直美
一方、母・美津(水野美紀)は安を連れて、商家との縁談を進めるため東京へ。そこで美津は財布を盗まれる災難に見舞われるが、犯人を捕らえたのはマッチ工場で働く直美(上坂樹里)だった。
盗人の尻を杖で叩き、凛とした態度で叱りつける美津。元家老の妻としての気迫と気高さを見せつけたその瞬間が、後に交錯する直美とりんを結ぶ、運命の始まりとなった。

■村を襲う「黄色い札」の恐怖…虎太郎の母がコロリ感染
美津たちが不在の間、ついにりんの村でもコロリ感染者が出る。感染者が出た家には「コロリ」と書かれた黄色い札が貼られ、瞬く間に村中から疎外されていく。
さらに、想いを寄せる幼なじみ・虎太郎(小林虎之介)の母も感染。看病する者を雇えない貧しい者は、一度行けば二度と帰れないと言われる「避病院」へと送られる現実に、りんは強い憤りと疑問を抱く。
■「コロリより人が怖い」感染者への差別にSNS騒然…美津のたくましい姿には称賛も
感染者が出た途端、手のひらを返したように冷淡になる村の様子に、SNSでは「コロリも怖いけど人も怖い…」「感染者が出た瞬間の周囲の反応がリアルで恐ろしい」「新型コロナの時を見ているよう…時代は違うけど人々の反応は同じだったよね」「虎太郎くんが心配すぎる」と、病とともに広がる差別に戦慄する声が上がった。
一方で、水野が演じる母・美津の活躍には「杖を振るシーンが最高にかっこいい!」「気高さとたくましさが同居していて素敵」「お祭りの着物姿が美しすぎる」と、その美貌と強い精神力に称賛が相次いでいる。


