なぜこんな服を…義母から渡された大量のお下がり服→衝撃の中身に絶句!?

わが家は3歳の息子と1歳の娘がいる4人家族。義父母と暮らすようになって1カ月ほど。子どもたちはすぐに新しい保育園に慣れたようですが、私にとっては馴染みのない土地であり、周囲には友人もおらず不安な気持ちが募ります。
ある日、義母が近所の方からベビー用品をもらったと言って、子ども服がパンパンに入った40Lのポリ袋を私に渡してきました。「わあ〜! ありがとうございます」と言ってポリ袋を開封すると、部屋の中に異臭が立ち込めます。義母も鼻を抑えている様子。中身はカビだらけの洋服など、使えなさそうなものばかり……。
「え!? なにこれ! 」と内心動揺。義母は「ご近所の付き合いでいただいたのよ。ありがたいでしょ」とニコニコ。一転厳しい顔つきで「近所のAさんとBさんに会ったら、絶対にお礼を言いなさい。嫁ちゃんは常識ないから知らないかもしれないけど、ご近所付き合いは大切なのよ? 」と言われました。
さすがにカビが生えた服を子どもに着せるのは、たとえ洗濯したとしても怖いなと感じた私。だからといってポリ袋ごとゴミとして出せば、引っ越して早々トラブルになってしまうかも……と思い、なかなか捨てることができません。泣く泣く夫に相談し、ゴミ処理場で、処分することができました。後日、夫から義母に「異臭がするから捨てたよ! 」と伝えてくれました。義母に黙って捨てたため反応が心配でしたが、義母もどうやら服の異臭が気になっていたようで、何も文句を言ってくることはありません。
その後、服をくれた近所の人にお礼を言いに行くと、「昔、子どもが着てた服がまた誰かの役にたてばいいなと思ったのよ」と話してくれました。善意でお下がりをくれたのだとわかって一安心。見知らぬ土地でのご近所付き合いに臆病になっていた私ですが、引っ越してきたばかりの私たち家族を気づかってお下がりをくれたご近所さんの暖かさに感謝し、いいお付き合いをしていけたらいいなと思いました。
著者:桂ゆかり/働く乗り物が大好きな3歳の男の子と、ティッシュをひらひらして遊ぶのが大好きな1歳の女の子を育てるママ。夫は夜勤のため、月〜土曜日までワンオペの日々を過ごしている。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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お義母さんからいただいたものとなると、断ったり処分したりするのは難しいもの。今回のようにご近所さんから譲られた服と知ると、さらに対応に悩んでしまいますよね。しかも異臭がするとなれば赤ちゃんに着せるのは避けたいところ。ご主人からお義母さんに処分したことを伝えてもらえたのもよかったですね。
今回はお下がりの服にまつわるエピソードをご紹介しました。赤ちゃんの服は着られる期間が短いため、お下がりはありがたい存在ですが、状態や好みによっては着せづらいことも。譲ってくれた気持ちに配慮しつつ、自分たちに合った形でうまく対応していけるといいですね。

