「胸部X線検査の服装」についてよくある質問
ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「胸部X線検査の服装」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
ブラジャーを着けたままでも胸部X線検査を受けられますか?
木村 香菜 医師
ワイヤー入りブラジャーや金具の付いた下着は、胸部X線画像に影として写ることがあります。そのため多くの施設では、撮影前にブラジャーを外すよう案内されます。金属や装飾のないインナーであれば着用したまま撮影できる場合もありますが、施設の指示に従うことが大切です。
胸部X線検査で避けた方が良い服装の特徴は何でしょうか?
木村 香菜 医師
ボタン、ファスナー、金属装飾、刺繍、プリントなどがある衣類は、レントゲン画像に影として写る可能性があります。また厚手の衣類や重ね着も画像の判定に影響することがあります。無地で装飾のない薄手のインナーなど、シンプルな服装で受けることが望ましいとされています。
胸部X線検査ではなぜ服を着替えないといけないのでしょうか?
木村 香菜 医師
衣類や装飾品がX線画像に影として写ると、肺の異常と区別がつきにくくなることがあります。そのため正確な診断を行うために、装飾のない衣類に着替えたり検査着を着用したりする場合があります。撮影の質を保つための大切な準備といえます。
私服のレントゲン撮影で無地のTシャツが望ましいのはなぜですか?
木村 香菜 医師
無地のTシャツは装飾や金具が少なく、X線画像に影が写り込みにくいためです。刺繍やプリント、厚みのある装飾などは画像に写ることがあります。検査をスムーズに受けるためにも、装飾のないシンプルなインナーを選ぶと安心です。
ヒートテックのような発熱素材のインナーでX線検査を受けても大丈夫ですか?
木村 香菜 医師
ヒートテックなどの発熱素材そのものが問題になることは多くありません。ただし、厚手の生地や装飾、縫製の構造によっては画像に影が写ることがあります。無地で薄手のインナーであれば着用したまま撮影できる場合もありますが、施設によっては着替えを案内されることがあります。
まとめ 「胸部X線検査の服装」はシンプルな無地のインナーがベスト!
胸部X線検査では、衣類や装飾品が画像に影として写ることがあります。正確な診断のためには、影の原因となるものを避けた服装で検査を受けることが大切です。
シンプルな服装で検査を受けることで、再撮影を防ぎ、スムーズに検査を終えることにもつながります。健康診断や肺がん検診の際には、胸部X線検査に適した服装を意識しておくと安心です。
「胸部X線検査」に関連する病気
「胸部X線検査」から医師が考えられる病気は7個ほどあります。
各病気の詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
肺・心臓に関連する疾患
肺がん肺炎肺結核
気胸肺気腫心不全胸部大動脈瘤
胸部X線検査では、肺や心臓の異常を示す影や形の変化を確認できます。異常が疑われる場合には、CT検査などの精密検査で詳しく原因を調べることが重要です。
「胸部X線検査」が望ましい症状
「胸部X線検査」が望ましい症状は7個ほどあります。
各症状の詳細についてはリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
関連する症状
長引く咳痰が続く
血痰が出る
胸の痛み息切れ
発熱が続く
原因不明の体重減少
胸部X線検査は、肺や心臓の病気の手がかりとなる影を確認する検査です。咳や息切れなどの症状が続く場合や健康診断で異常を指摘された場合は、早めに医療機関で検査を受けることが大切です。
参考文献
胸部エックス線健診判定マニュアル-日本人間ドック・予防医療学会
肺 | 健診・保健指導 | 全国健康保険協会
X線検査とは:国立がん研究センター
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