山田裕貴が新撰組“鬼の副長”土方歳三に「燃やすしか、たぎらすしかねえだろ、と思って演じました」<ちるらん 新撰組鎮魂歌>

山田裕貴が新撰組“鬼の副長”土方歳三に「燃やすしか、たぎらすしかねえだろ、と思って演じました」<ちるらん 新撰組鎮魂歌>

主人公・土方歳三を演じる山田裕貴
主人公・土方歳三を演じる山田裕貴 / (C)THE SEVEN

TBSとU-NEXT、THE SEVENの3社がタッグを組み「TBS×U-NEXT×THE SEVEN グローバルプロジェクト」と称した大型プロジェクトが始動。累計発行部数300万部超の人気コミック「ちるらん 新撰組鎮魂歌」を山田裕貴主演で実写化することが発表された。山田をはじめ、監督や原作者らから熱いコメントも到着した。

■山田裕貴が“バラガキ”から鬼の副長になっていく土方歳三を熱演

本作は、幕末の京都を舞台に、最強のサムライ集団・新撰組の志士たちの荒々しくも熱い生きざまを、ド派手なアクションと、史実に基づきながらも大胆な解釈で描いた同名コミック(原作:梅村真也、漫画:橋本エイジ/ゼノンコミックス)が原作。

主人公の土方歳三を演じるのは、作品ごとに全く異なる顔を見せ続ける山田。片田舎の“バラガキ”(乱暴で向こう見ずな人物の意味)だった土方が、近藤勇や沖田総司、斉藤一らと出会い、歴史に名を刻む新撰組の“鬼の副長”にまで成長する姿を、立体的に魅力的に演じている。

今回解禁となったキャラクタームービーで見せる鋭いまなざしは、その奥にある狂気と熱量を感じさせ、荒々しくも純粋な魂を持っていた土方との高いシンクロ率を見せている。今後発表されるその他のキャストも、主役クラスの俳優が名を連ね、若手から名バイプレイヤーまで旬な俳優たちが集結する。

■2026年春にTBS地上波でSPドラマ、U-NEXTでドラマシリーズ独占配信

制作陣には、「今際の国のアリス」シリーズ(Netflix)などを世界的ヒットに導き、映画「愚か者の身分」(10月24日[金]公開)が「釜山国際映画祭」で“Best Actor Award”を獲得したTHE SEVENの森井輝がプロデューサーとして指揮をとり、監督には映画「岸辺露伴は動かない」シリーズなどの渡辺一貴、脚本を「絶対零度~特殊犯罪潜入捜査~」シリーズ(フジテレビ系)などの酒井雅秋という顔ぶれが集結。

友情、裏切り、信念が交錯する新撰組の面々の物語を、現代的で艶やかに魅力的なキャラクター造形と、史上最速とも評されるハイスピードな殺陣(たて)を交えた“ジャパニーズ・ソードアクション・エンターテインメント”として描き出す。

4月にクランクインし、京都、滋賀、静岡、千葉など全国各地で撮影を実施。壮大なロケーションとリッチな映像表現、高いVFX技術を掛け合わせたドラマ史上かつてないスケールの本作は、2026年春にTBSでスペシャルドラマとして地上波放送、U-NEXTでドラマシリーズを独占配信する。

■山田裕貴(土方歳三役)のコメント

原作の土方歳三の熱量や仲間との絆、それが誰かを動かしていく様がすごくしっかりと描かれているので、そこは本当に大事にしたくて「やるなら最後までやり遂げたい」と強く思いました。でも最近、走り続ける中で自分の炎がどこにあるのか分からなくなるような、そんな孤独を感じてたんです。

それでも「信じられないようなことを続けていれば、いつか信じられないことが起きる」ということだけは信じてて。それって新撰組もそうだったんじゃないかって思ったんです。仲間や自分たちが死ぬかもって時に、時代を、世界を変えたい、その一心だったんじゃないか…生きてるから何かできる、俺は生きてる、だから何かせねばって。

そんな思いを森井Pに話した時、「その鬱憤(うっぷん)をここで晴らしてくれ」と。それからはもう、歳三じゃないですけど「燃やすしかねえだろ、滾(たぎ)らすしかねえだろ」となれました。素晴らしい仲間たちのおかげで、自分たちだからできた“令和の新撰組”が創り上げられたと思います。ぜひ、皆さんに見ていただきたいです。

■森井輝プロデューサーのコメント

世の中がどうしようもなくなった時、自分はどうするのか。何をしてどうなりたいか。

「ちるらん 新撰組鎮魂歌」は、押し寄せる時代の変革に、否応なくのみ込まれながらも、大人しくは頷けない。命を散らしながら、自分はこうだと叫び続けた者たちの話です。先の見えない世の中に置かれ、暗いと嘆き続ける我々現代人に、精いっぱい生きる力を見せつけてくれる若者たちの姿をぜひご覧ください。

■渡辺一貴監督のコメント

新撰組の魅力の一つは「滅びの美学」だと言われます。まさに「ちるらん」です。しかし、全ての登場人物が「散る」ためではなく「咲く」ために前に進み続けるのが、原作「ちるらん 新撰組鎮魂歌」の最大の魅力だとも思うのです。自らの「咲く場所」を求めて、一瞬一瞬を全力で、命を燃やして生きた男たちの物語。半年にわたる撮影の間、山田裕貴さんをはじめとする若き志士たちが命を燃やして咲くさまに向き合い続けました。

その全てを逃さずに受け止める。撮影現場もまた、瞬きをする間も無い、ヒリヒリする真剣勝負の場でした。

■酒井雅秋(脚本)のコメント

これまでさまざまなジャンルで描かれてきた新撰組…「ちるらん 新撰組鎮魂歌」は、そのどれとも違います。何もかも破天荒な原作の魅力を余すことなく描けたら、誰も見たことのない歴史ドラマになる。そう思って脚本を書かせていただきました。それがかなえられたか、ぜひ、皆さんの目でお確かめください。

■橋本エイジ(原作:漫画)のコメント

「大丈夫かな…」それが実写化の話を聴いて最初に感じた正直な気持ちでした。ですが、撮影現場にお邪魔し、監督、スタッフ、そして役者の方々の「ちるらん」映像制作への熱意に触れ、それが杞憂に過ぎないことを確信しました。

そして、この文章を書いている今日、今朝、先程、担当者さんに未完成版のPVを見せていただき、あまりの良さにその場で涙してしまいました。感無量の感涙です。これ以上ない現実の「ちるらん」がそこに在りました。もう何も言うことはありません。原作者サイド大納得のドラマ版「ちるらん 新撰組鎮魂歌」をぜひ皆さん見てください!!!!

■梅村真也(原作)のコメント

「ちるらん 新撰組鎮魂歌」は、13年にわたって幕末を生きた熱き漢たちの“散りざま”にこだわって描いてきた漫画です。まさか、完結後に素晴らしい制作陣と、いま最もアツい俳優さんたちの手で、実写作品として甦るなんて…光栄の至りです。ドラマオリジナルの展開が盛り込まれた実写ならではの「ちるらん」を視聴者として、心より楽しみにしております!!

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