今度は時間帯も別に
それから半年間は頑張って通っていたのですが、クラスが分かれたお友だちはどんどん級が進んでいき、今度は別の時間帯になってしまいました。今まではロッカールームで一緒に着替えられていたのに、それもできなくなってしまったのです。
ここで長女の心は完全に折れました。「行きたくない」と大泣きし、日によって行けたり行けなかったり……。娘はこの時点でクロールが12m泳げていました。
やめることに
娘は「やめたい」と言っていましたが、親子で設定した「クロールを25m泳ぐ」というゴールまであと1歩のところだったので、数カ月間頑張らせたいと思っていました。しかし毎回、行く行かないで揉めるため、親子ともにスイミングの日が来るのが憂うつになっていったのです。
そして、行けないことに対して娘にきつく当たってしまったとき、「習い事はここまでつらい思いをして頑張らせることではない」と気づいたのです。スイミングをやめたあとはお互い気持ちがすごくラクになりました。
「将来困らないように泳げるようになってほしい」「達成感を味わってほしい」という私の気持ちが強すぎて無理をさせたことを反省し、娘にも謝りました。娘はほっとしたような表情を浮かべました。今後は自分の理想を押し付けるのではなく、もう少し娘の思いも尊重してあげたいと思います。
監修:松田玲子(助産師)
著者:小川恵子/女性・主婦。8歳と4歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
イラスト:星田つまみ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

