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「おかず作ってきたわよ」アポなしで家に来る義母にウンザリ…だけど“ピタリと来なくなった”ある日の事件とは?

「おかず作ってきたわよ」アポなしで家に来る義母にウンザリ…だけど“ピタリと来なくなった”ある日の事件とは?

ついに我慢の限界が

 そんなある日、沙織さんはついに我慢の限界がきてしまい「お義母さん、もうおかずは大丈夫です。私は自分の家庭の味を作っていきたいので」と思いを伝えたそう。

 ※画像はイメージです すると義母の目がカッと見開かれ「それどういう意味? 私のおかずが嫌だって言うの? へ〜あんた、息子を取ったうえに私まで邪魔者扱いするんだ?」と荒ぶり始め、ヒステリックな声で叫び出し、瑠璃ちゃんがビックリして泣き出してしまいました。

「私はなるべく冷静に『違います。ただ、私たちのペースで暮らしたいと言っているだけです』と言いましたが、義母は聞く耳を持ってくれませんでしたね」

 義母は「この家を支えているのは誰? 息子の給料も、私が育てたおかげでしょう? なのに何様のつもりよ! 偉そうにしないでよ!」と詰め寄り、かなり緊迫した空気になったそう。

 その瞬間ドアが開き、帰宅した健太さんが困り顔で立っていました。

「健太が『もうやめてくれ。母さんが来るたびに、沙織も瑠璃も疲れ果てているのをもう見ていられないよ』とたしなめると、義母は『何言ってるの? 私はあんたたちのためを思ってやっているのに! 口答えしないでよ』と涙声で健太を突き飛ばそうとしたんですよ」

 すると健太さんは険しい表情で義母の両肩をつかみ「これからは、来るときは必ず連絡して。用がないときは来なくていい」と伝えました。

歩み寄れるチャンスもあったのか

「それがよほどショックだったようで、それ以来義母のおかず攻撃もアポなし訪問も、ぴたりと止んだんですよね。今思えばちょっと可哀想なことをした気もしますが……あのときの私は私でいっぱいいっぱいだったんですよ」

 もちろん義母には悪気があったわけではなく、良かれと思っての行動だったのでしょう。可愛い孫に会いたいという思い、息子夫婦を助けてあげたい気持ち、そして自分の経験を活かしたい思い……それらが重なり、知らず知らずのうちに空回りしてしまっただけなのかもしれません。

 どんなに近い家族であっても、相手の立場に立ったほんの少しの思いやりがあれば、こんな衝突はきっと起きなかったのではないでしょうか。

 時には衝突してしまうことがあっても、根底には相手を思いやる気持ちを忘れずに、すれ違いもお互いを分かり合うきっかけにできたら良いですよね。

<文・イラスト/鈴木詩子>

【鈴木詩子】
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop



配信元: 女子SPA!

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