
福士蒼汰が主演を務めるドラマ「東京P.D. 警視庁広報2係」(毎週火曜夜9:00-9:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第10話が3月31日に放送。22年前の「清原元幹事長爆殺未遂事件」の再捜査を進めようとする捜査一課や広報と、阻止する上層部の緊迫した展開が描かれた。(以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■22年越しに明らかになった真犯人…今泉&安藤は真実を明らかにするため動き出す
22年前に発生した「清原元幹事長爆殺未遂事件」。その真犯人は、警察官・伊澤(草川拓弥)ではなく、受刑者の大沼だったことが発覚する。大沼には事件後7年近い海外渡航歴があり、まだ時効が成立していないことも判明した。
この事実を掴んだ広報課2係の今泉(福士)と安藤(緒形直人)は再捜査を訴えるが、捜査一課特捜係管理官・上田学(神尾佑)は、公安部の捜査結果を覆すことへの上層部の抵抗を理由に難色を示す。事態を打開するため、今泉らはYBXテレビ記者・稲田(金子ノブアキ)に協力を仰ぎ、世論を動かす賭けに出る。

■警視総監の思惑…10日間の再捜査が始動
YBXテレビによる報道を受け、捜査一課長・北川(津田寛治)は再捜査の必要性を上層部に訴え、警視総監の藤原(吹越満)はついに再捜査を許可。しかし、そこには「再捜査をすることで一課の顔も立てつつ、証拠品が見つからなければ真犯人説も封印できる」という狙いがあった。
大沼の時効まで残り10日。決め手となるのは、大沼が三代山に捨てたと供述する、起爆装置に改造した携帯電話のみ。公安による情報リークでマスコミが殺到する中、現場に連行された大沼。自分が犯行だと立証するよう、不敵に言い放つ。

■隠蔽された伊澤の自殺と、遺された家族の問い
捜査が進む中、安藤は伊澤の妻・陽子(中込佐知子)の元を訪れる。「すみませんでした。当時私は伊澤を守れませんでした」と深く頭を下げる安藤に対し、陽子は「自殺を隠すことは本当に名誉になったんですか?」と厳しい問いを投げかける。
実は伊澤は、自供の3週間後に自ら命を絶っていたが、警察によって病死だと隠ぺいされていた。その事実を聞いた今泉は、隠ぺいを受け入れてしまった安藤の悔恨を受け止め、「今度こそ大沼の犯行だと明らかにしましょう」と決意を新たにする。

■証拠が見つかるも時効が成立…捜査一課VS.公安それぞれの“正義”
時効が刻一刻と迫る中、ついに刑事の巨椋(吉原光夫)が山中から改造携帯を発見する。しかし、内部の破損によりデータの確認ができず、藤原は「改造箇所が確認出来ないとなると事件との因果関係は立証できませんからね」と非情な判断を下す。
自供や証拠が揃ったにも関わらず、成立した時効。捜査一課には無力感が漂う。激昂する捜査一課長・北川に対し、公安部長の宮内(高橋洋)は「大沼を犯人だと認めることによりまた自尊の会が騒ぎ出したらどうします?この22年間がすべて水の泡だ」と言い切り、長年に及ぶ公安の執念と、国を守ることを第一に考える組織としての“正義”を説き伏せるのだった。

■事件は続いていた――大沼逃亡&安藤が絶体絶命の危機に
広報として「それでも俺は間違いを正したい」と前を向く今泉。二課の仙北谷(味方良介)もまた、「ここでお前が止まったら全部終わるぞ、広報」と彼を鼓舞する。
だが、事件は終わっていなかった。移送の隙を突いて大沼が逃走。陽子の元へ謝罪に訪れていた安藤の背後に現れ、「安藤さん、こんな所で会えるとは」と銃を突きつける。
次回予告では、安藤が人質となり、「今すぐ再捜査を決めなければ人質を殺す!」という大沼の叫び声が響く。「大沼を殺す気ですか?」という今泉の声、そして鳴り響く銃声――。最終回へ向けて、一刻の猶予も許されない緊迫の展開を予感させる映像となっている。
■「安藤さんが人質になるなんて!」予測不能な最終回予告にSNS騒然
執念の捜査で証拠を掴みながらも、組織上層部の思惑に呑み込まれるという非情な結末を迎えた第10話。SNSには「泥だらけで夜通し山を捜索する一課が泥臭くてかっこよすぎる」「登場人物全員に譲れない信念があるんだよね…」「公安側にも別の視点の正義があるのか…」と、単なる勧善懲悪ではない重厚なドラマ性に感嘆の声が相次いでいる。
また、次週最終回の予告が流れると、事態はさらに予測不能な方向へ。「まさか安藤さんが人質になるなんて!」「今泉くん、広報の力で相棒を助け出して!」「あと1回で収まるの!?映画並みのストーリーの重さ…」と、クライマックスを前に衝撃と期待のコメントが殺到している。


