低負担な検査がもたらす「早期発見」への期待
編集部
ワシントン大学の研究員らが発表した内容への受け止めを教えてください。
伊藤先生
アルツハイマー病を診断する検査はある程度確立されてきましたし、将来の発症の可能性を判断する技術も開発されてきています。しかし、今回の発表では、発症までの期間が推測でき、しかも負担が少ない血液検査で判断できるという点が画期的と考えます。編集部まとめ
今回の研究では、血液中のバイオマーカーを用いることで、アルツハイマー病の症状が現れる時期をある程度見積もれる可能性が示されました。まだ研究段階ではあるものの、将来的には早期発見や治療、臨床試験の進め方に役立つことが期待されます。もの忘れは加齢でもみられますが、変化が続くときは見過ごさず、日頃から体調や記憶の変化に目を向け、気になる場合は早めに相談することを心がけましょう。

