ママ友のお願いを断ったけど…
私が真剣に伝えると、蘭子さんは露骨に不機嫌な顔をして立ち上がりました。
「ふーん、わかったわ。お金、お金って……。敦美さんって、意外とがめついんだね。友達をお金儲けの道具としか思ってないんだ」
彼女は一度も筆を握らせることなく、捨て台詞を残して去っていきました。玄関のドアが乱暴に閉まる音が、私の胸に痛く響きました。
その夜、夫の光義に相談すると「敦美の技術はそんなに安くないよ。毅然としてて正解だ」と言ってくれましたが、翌日から園での空気が一変しました。
あとがき:「友達価格」という名の呪い
「家でやってるから安い」という勘違い。材料費、光熱費、そして何年もかけて磨いた技術料を無視した「3000円」の提示は、まさに決別フラグです。ここで安売りしない敦美の強さは、既存の顧客への誠実さでもあります。しかし、園内での嫌がらせという、ママ友社会特有の陰湿な報復が始まり、物語は一気に緊張感を増していきます。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

