自分のデザインが目の前で刻まれる! 親子で釘付けのレーザー定規づくり
息子が最初に体験したのは、2階E室「ものづくりの部屋」で土・日曜に開催されているワークショップ「レーザーオリジナル定規づくり」。

自分だけのデザインを考え、それをレーザー加工機で形にしていく人気プログラムです。開催時間は、11:00~12:00と14:00~15:00の2回で、都合に合わせて選べます。
参加するには、入館当日に会場で申し込みが必要。先着順なので、入館したらまず会場に向かうのがおすすめです。参加券は9時30分から販売されます。

定規の色は6種類から選べ、息子が選んだのは透明感のある蛍光グリーン。光を受けるとふわっと発色し、学校の机の上でもすぐ見つかりそうな1本です。

デザインは専用のパソコンソフトで行いますが、パソコンに不慣れなお子さんでもスタッフがていねいにサポートしてくれるので安心。

しかも、丸や三角、四角といった基本の図形を組み合わせて形をつくるスタイルなので、ゼロから描かなくてよく、すっと取りかかりやすいのも魅力です。

デザイン例。ここに名前を入れて仕上げることもできる
クルマ好きの息子は、最初は「定規にもクルマを描きたい」と思っていたそうですが、図形を組み合わせてつくるなら、思い描いた形にしやすいのは飛行機かもしれない……そう気づいて、途中で方向転換。

図形の組み合わせに悩む場面もありましたが、パパにアドバイスをもらいながら、あれこれ試しつつ楽しそうに仕上げていました。
そして、できあがったデザインがこちら!

本当は大きな飛行機をドーンと描きたかったようですが、レーザーで型抜きする部分が大きすぎると定規の強度が弱くなってしまうため、小さめの機体を2つに調整。つくりながら仕上がりを想像して、ちょうどいい形を探していきました。
ここから先は、いよいよレーザー加工機の出番。スタッフがパソコンのデータを加工機へ送り、いよいよ加工が始まります。

息子も機械にぐっと顔を寄せて、じっと食い入るように見つめています。

「おー、始まった……!」と小さくつぶやいたその声に、こちらまでふわっと胸が高鳴りました。
しばらくすると、機械の奥でスイッチがそっと入ったように、「チチチ」「スーッ」という細やかな音を立てながら、レーザー加工機が静かに動き始めました。

見ていておもしろかったのは、画面で置いた絵や文字の順番どおりに、光がスーッと彫り進めていくところ。

決まった方向(左から右へ、など)ではなく、デザインデータを読み取った順に文字や絵が彫られていくのが不思議で、つい見入ってしまいました。
その光のペン先が、まるで息子の想いをそっとなぞりながら形にしていくようで、胸の奥がジーンとする瞬間でした。
ジャ、ジャーーーン! 完成した定規がこちらです。

飛行機のかっこよさもバッチリで、星や雲のあしらいが効いたオシャレなデザイン。親のひいき目かもしれませんが、なかなかの出来ばえです。
息子も手にした瞬間、誇らしげで、とてもうれしそうでした。
クルマに囲まれて幸せ♪ 3つの動力を“見て理解する”しくみの世界へ
続いて参加したのは、2階D室のワクエコ・モーターランドで土・日・月曜に開催されている「クルマが走るしくみ」。ガソリン・電気・ハイブリッド、それぞれの動力のしくみを学べる内容で、参加費無料(入館料のみ)・予約不要で気軽に参加できるプログラムです。
会場に入った途端、息子の目がキラッと輝きました。見渡すかぎりクルマに関する展示がズラリ。

未来のクルマに出会える、コンセプトモデル展示コーナー

トミカ好き息子も思わず釘付けになった歴代の特徴的なクルマの展示

運転気分を楽しめるシミュレーターも!
未来のクルマに出会えるコンセプトモデルのコーナーや、歴代の特徴的なクルマの展示、運転気分を味わえるシミュレーターまでそろっていて、「前回来たとき、どうしてここを見逃していたんだろう……」と思うほど、もったいないくらいの充実ぶり。
そんなワクワクに満ちた空間で、いよいよプログラムが始まりました。

最初に見せてもらったのは、身近な「ガソリン車」がどうやって動くのかを、ミニ実験で体感できるコーナー。筒の中に入れたエタノールに火花を点火した瞬間、内部の空気が一気に膨らみ……

ふた代わりのピンポン玉がポンッと跳ね上がります。

「燃料が燃えて空気がふくらみ、その力でクルマが走るんだ」──そんなしくみの大切な基本が、すっと理解できます。
ガソリン車のしくみを体で感じたあとは、電気自動車やハイブリッド車がどんな力で走っているのかも学びます。
電気自動車は、バッテリーからモーターに電気を送って、その力でタイヤが動くしくみ。

ここではラジコンカーを使ってその流れをイメージしながら説明を受け、音が静かで走行中に二酸化炭素を排出しないといった電気自動車ならではの特徴も理解できます。
そして、ガソリンエンジンとモーターを切り替えながら、効率よく走るための工夫がつまっているのがハイブリッド車。その中身を“丸見え”で教えてくれるのが、すぐ後ろに展示されている「ハイブリッド・スケルトンカー」です。

プログラム開始前にハイブリッド・スケルトンカーを体験する息子
透明な車体の中で、エンジンとモーターの動きがそのまま見えるんです。しかも搭載されているのは、あの高級車ブランド「レクサス」のエンジンなのだとか。
ハイブリッド車が、坂道などでスピードを落とすときに電気をためる「回生ブレーキ」も紹介されました。そのしくみを体感できるのが、こちらの「坂道マシン」です。

ハンドルで道路を動かして、発電→充電。

ためた電気を使って模型車を走らせる実験で、車体がスーッと動き出したその瞬間、息子の視線も釘付けでした。

我が家のクルマは、ハイブリッド車。パパがドライブ中にモニターを見ながら「ほら、今電気がたまってるよ」とよく息子に教えていました。その画面のしくみが、目の前の実物とつながったようで「あ、これのことか」とすぐにピンと来た様子でした。
クルマ好きの息子にとっては、全体的におなじみの内容も多かったプログラムでしたが、実験を目の前で見て、自分でも試した瞬間、知識が一気に“生きた体験”に変わった時間。そして何より、「たくさんクルマが飾ってある中で学べたのが、いちばん楽しかった!」と満面の笑みで話していました。
