北村一輝“信右衛門”、見上愛“りん”へ最期に伝えた「生きろ」の言葉 「こんなに早く亡くなるなんて」と視聴者涙<風、薫る>

北村一輝“信右衛門”、見上愛“りん”へ最期に伝えた「生きろ」の言葉 「こんなに早く亡くなるなんて」と視聴者涙<風、薫る>

信右衛門(北村一輝)を見守るりん(見上愛)
信右衛門(北村一輝)を見守るりん(見上愛) / (C)NHK

見上愛と上坂樹里がW主演を務める連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)の第4回が4月2日に放送。りん(見上)の父・信右衛門(北村一輝)がコロリに感染し、最期を迎える悲劇的な展開が描かれた。(※以下、ストーリーのネタバレを含みます)

■忍び寄る死の影…父・信右衛門がコロリに感染

病に伏した信右衛門。長女として看病を全うしようとするりんと、家族への感染を防ぐため避病院へ行こうとする信右衛門。りんは看病人を雇おうと家中の金を集めるが、家老を辞め畑仕事で日々を何とか暮らす一ノ瀬家には、わずかな蓄えしか残されていなかった。

一方、見合い話を進めた美津(水野美紀)と安(早坂美海)は東京から栃木の自宅に戻ってこようとするが、村が封鎖されてしまい、家に帰ることができない。村境の橋で、美津は一ノ瀬家の元陪臣である中村(小林隆)から、信右衛門が倒れりんが看病にあたっていることを告げられる。
美津(水野美紀)たちは自宅に戻ろうとするも村が封鎖され入れなくなる
美津(水野美紀)たちは自宅に戻ろうとするも村が封鎖され入れなくなる / (C)NHK


■「近づけば斬る」…父の突き放す優しさと、黄色い札が告げる絶望

りんが目を離したすきに、信右衛門は寝室から抜け出し、納屋に籠ってしまった。優しい父から「近づいたら斬る」と鋭く制止する姿に戸惑うりん。

一ノ瀬家の玄関には、感染者の存在を示す「黄色い札」が貼られ、一家は村八分に。孤独な戦いの中、りんは父のために水を運び、手ぬぐいを作り、納屋の前に置き続ける日々を送る。戸を開ける音がしてりんが覗くと、そこには這いつくばりながら水を運び入れる、衰弱しきった父の姿があった。りんは父を励まそうと、納屋の外で明るい歌を歌い、祈りを込めて折り鶴を投げ入れる。
信右衛門(北村一輝)は一人納屋に籠り、病魔と闘う
信右衛門(北村一輝)は一人納屋に籠り、病魔と闘う / (C)NHK


■信右衛門の最期…優しき父が残した「生きろ」というメッセージ

幾日か経ち、父の応答がないことに焦るりん。死を悟った信右衛門は、風に揺れる道具を静かに見つめながら、「りん…ようやくわかったぞ、あん時、腹をきらずよかった。死にかけているというのに…風をこの頬に受けたいと思う。私はまだまだ生きたいようだ」と、生への渇望を吐露する。

そして、「腹を切って許されるのは武士の世まで。これからは情けないと言われようとも、生きてゆかねばならぬぞ。よいか。生きろ、りん」「お前はきっと優しい風を起こせる」と、最愛の娘へ魂の言葉を遺す。

「少し休む」という言葉の後に響いた、激しい呼吸と倒れる音。扉をこじ開けたりんは、力尽きた父の厚く温かい手をさすりながら、「あったかい…あったかい…また間違えた…また間違えた…」と慟哭するのだった。

■「優しい人ほど早く逝ってしまう…」早すぎる信右衛門との別れに視聴者涙

温厚な父・信右衛門が第4回にして亡くなるという衝撃の展開。SNSでは「優しい人ほど早く逝ってしまう…」「こんなに早くお父さんに会えなくなるなんて悲しすぎる」「最期のメッセージが深くて涙が止まらない」と悲痛な声が殺到した。

また、隔離や村八分、最期に触れ合えない状況に対し、コロナ禍の記憶を重ねる視聴者も多く、「時代は違えど、数年前の光景と重なる」「家族と会えずに亡くなる怖さを改めて感じた」といった共感のコメントが数多く寄せられている。
信右衛門(北村一輝)が力尽き、まだ温かい手を握り泣き崩れるりん(見上愛)
信右衛門(北村一輝)が力尽き、まだ温かい手を握り泣き崩れるりん(見上愛) / (C)NHK

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