
「爆チュー問題コント祭り2026」が、4月2日(木)深夜0時よりFODにて独占配信されることが決定。今作で披露される新作コントの見どころを紹介する番組が、4月2日(木)と9日(木)の24時45分より地上波のフジテレビ(関東ローカル)にて放送される。
同番組は、天才ねずみ“おおたぴかり(太田光)”と普通のねずみ“たなチュー(田中裕二)”が、人間の世界から拾ってきたモノや分からない言葉について、デタラメな解釈をしたり、ねずみの仲間たちと大暴れしたりする、バラエティーに富んだコント番組。
今回はダンプ松本、ゆりやんレトリィバァ、超特急(タカシ、ユーキ、アロハ)、氣志團、花澤香菜、純烈ら初登場となるゲストを迎え、番組常連の永野、ウエストランドとともに新作コントを5本披露する。
そのうちの1本となる、コント「氣志チューがやって来た!」にゲスト出演した氣志チュー(氣志團)と爆チュー問題(爆笑問題)にインタビュー。「爆チュー問題」への熱い思いから「One Night Carnival」の誕生秘話や氣志團というグループについてまでたっぷりと語ってもらった。
■ぴかり「我々とやりたいことが似ているのかなと感じていた」
ーー今作もコントに歌に踊りに…と盛りだくさんで楽しく視聴しました。まずは爆チュー問題さん、2026年も引き続き「爆チュー問題」の制作が決まったことへの気持ちを教えてください。
ぴかり:我々のライフワークなので純粋にうれしかったですね。ましてや、こんな豪華メンバーをお迎えできるとは。氣志團は「氣志團万博」などもやっていて、我々とやりたいことが似ているのかなと感じていたんです。歌あり、お笑いありのバラエティーというか。今のテレビではなかなかできないことを、こういう形で一緒にやれたのは最高でしたね。
たなチュー:あれだけいろんな人がカラオケとかで歌ってる「One Night Carnival」をご本人たちと一緒にできてうれしかったですね。
ぴかり:完璧な振りで踊れたしね。
たなチュー:いや…全然だよ!俺たちは全然完璧じゃなかったけど(笑)、氣志團とすごくいい経験を一緒にできたので、みんなに自慢したいです。
■綾小路 翔「(『One Night Carnival』は)最初はメンバー内でも評判が悪くて」
ーー具体的に誰に自慢したいですか?
たなチュー:えっと…。
ぴかり:(笑)ほら、適当なこと言ってるから。
たなチュー:いやいや、誰か聞いてどうするのよ(笑)?昔うちにいた現場マネジャーです。氣志團の大ファンで大好きだったんですよ。
ぴかり:そうだったね!「One Night Carnival」って何年前くらい?
綾小路 翔:リリースで言うとまさに25年前です。四半世紀経ちました。
たなチュー:「でたらめな歌」も26年前だから、同じくらいだね。
綾小路 翔:作ったのは、2000年とかなので。
ぴかり:同じくらいの年だよね。「でたらめな歌」と「One Night Carnival」はその頃のベストワン・ツーですよ。
たなチュー:「でたらめな歌」はないだろ。
綾小路 翔:ありがとうございます(笑)。僕が勝手に作った歌モノで、それまで我々は演奏だけのバンドだったから、最初はメンバー内でも評判が悪くて。それがまさかこんなに長く続くとは。騙くらかして手伝ってもらい、どのパートもメンバーそれぞれが作ったような曲なので、こんなに残ってくれて改めてありがたいなと思いましたね。
■たなチュー「俺らはお台場ネズミだからね」
ーー収録を観てて、パラパラのキレが違うし、想像以上に揃っているんだなと感動しました。
綾小路 翔:レンタルCD屋のワゴンで300円ぐらいで売っていた「神楽坂ツインスター」のパラパラ教則ビデオを観て2人で作ったんですよ。あと、浦安のネズミ…浦チューがちょうど1999年ぐらいにパラパラのパレードをやってて。たまたま観て「これやばい」と思い、お金もないのに月3回ぐらい観に行って。友達に借りたビデオで撮って、ちょっとだけ振りに取り入れています(笑)。
ぴかり:まさか我々の宿敵の…千葉の大先輩のネズミのね。
たなチュー:さすが千葉繋がりで。俺らはお台場ネズミだからね。
■西園寺 瞳「(自慢したいのは)高円寺でスナックやってる、まちゃ」
ーーでは、氣志チューのみなさんは「爆チュー問題」のオファーを受けたときの率直な感想は?
綾小路 翔:もう願ったり叶ったりで、自分たちがこの世界に入れるなんて思ってもみませんでした。夢がまた一つ叶い、この世への未練が一つ減りました(笑)。我々も2026年でデビュー25周年、2027年で結成30周年を迎えますが、昔から「君たちはどこへ向かっているんだ」「ピリオドの向こうって何なんだ」と言われ続けてきたんです。でも、こうして夢を叶えていくことで、おぼろげながら「ピリオドの向こう」に行けるのかもしれないと、少し思えた一日でした。本当に出演できると思っていなかったのでうれしかったですし、今回の共演で「氣志團万博」にも新たな展開があるかもしれないとチラリと考えていて、なんだか忙しくなりそうです。とにかく最高でした!皆さんはどうですか?
星グランマニエ:もう本当に楽しくて、あっという間に時間が過ぎました。お二人ともとっても素敵で優しくして下さって…幸せです。ありがとうございます!
たなチュー:あなたが一番優しいじゃないですか。
白鳥松竹梅:もう本当に、生きててよかったなというくらいうれしかったですし、一生の思い出になりました。
西園寺 瞳:本当に一方的に「推し」と申しておりましたので、爆チュー問題のお二人とこうしてコントをやるというのは得難い体験でした。僕もいろんな人に自慢したいです。
綾小路 翔:どなたに自慢したいですか(笑)?
西園寺 瞳:…やっぱり、今、高円寺でスナックやってる、まちゃかな。
綾小路 翔:あぁ!まちゃは喜ぶんじゃない?まちゃまちゃのことですね。僕が爆笑問題さんのラジオに出演させていただいたときも聴いてくれていて、「爆笑さんと!?本当すごいじゃん」って大騒ぎして泣いてたからね。実は、僕らの中学の同級生なんですよ。
爆チュー問題:そうなの!?あのまちゃまちゃ?
綾小路 翔:髪型がおかしい人ばっかりの中学校でした(笑)。同じクラスで、修学旅行でも同じ班で、一緒に京都・奈良を回って。東京へ来てからも偶然ずっと同じ街に住んでいたんですよ(笑)。本当にもう腐れ縁で、40年の付き合いが見えてきた感じです。親族のように喜んでくれるので、報告するのが楽しみです。光さんはどうですか?
早乙女 光:◎$♪×△¥○&?#$!(流暢な奇声)
綾小路 翔:「両親が生きていたら、我がことのように喜んでくれたと思います。天国の亡き父と母に伝えたいです」と言っております。
■たなチュー「カメラが回っていないところで、氣志團のみんなが…」
ーーなるほど…通訳ありがとうございます(笑)。収録ほやほやの今、最も記憶に刻まれていることを教えてください。
綾小路 翔:コンプライアンスが厳しくなったこの時代に、ここまでの“バイオレンスシーン”を流せるのはすごいことだと思うので、かなりご期待ください。
ーー血が飛び交って真っ赤でしたもんね。
たなチュー:飛び交ってるか!
ぴかり:確かに今言った“バイオレンス”(笑)なアクションシーンも面白かったし、あとはやっぱりみんなで一緒に歌えたことですね。
たなチュー:ね!カメラが回っていないところで、氣志團のみんなが「でたらめな歌」を真剣に練習してくれてたんですよ。それ見てなんか泣きそうになっちゃって。
ぴかり:練習するほどの歌じゃない(笑)。みんなでキーの確認とかしてて、真面目だなって。
たなチュー:そうそう!さすがミュージシャンだなと。俺らは一度も譜面とかキーとか考えたことないから。
綾小路 翔:「でたらめな歌」ですもんね(笑)。張り切りすぎて、メンバーの何人かが随分高いキーで歌い出しちゃって…。そんなところにもご注目いただければと思います。
■綾小路 翔「地球最後のヤンキーとして誇りを持って臨むことができた」
ーー爆チュー問題さんは、基本的にはコントをやる場合はお笑い芸人の方との共演が多い印象ですが、今回、アーティストの氣志チューのみなさんとやってみてどうでしたか?
ぴかり:…アーティストなんですか?
綾小路 翔:僕も今心の中で思ってました(笑)。“アーティスト”ではないなと。芸術を何もわからない集団なんでね。でも、バンドマンですからね。そして“地球最後のヤンキー”で、トキより少ないです。
爆チュー問題:(笑)
綾小路 翔:絶滅危惧種で増える可能性がないんですよ。だから、地球最後の野生のヤンキーとして誇りを持って臨むことができたので、本当に感謝しています。
ぴかり:だから、芸人さん寄りですよね。いつも通り、楽しくやれました。
たなチュー:あんまりアーティストと絡んだっていう感覚はないな。驚くほどいつも通りで絡みやすかったです。
氣志チュー:ありがとうございます!
■綾小路 翔「あの時“何区”と答えるのが正解だったのか…」
ーー氣志團の皆さんは、爆チュー問題さんとコントをやってみてどうでしたか?ぴかりさんはいつも台本だけではなくアドリブの手数も多い印象ですが。
綾小路 翔:情けないことに、今日はお風呂に入っている時と眠る前に確実に2回は、「お前何区だ」と聞かれ「俺は千葉県だから市だ!」って答えた自分を思い出して落ち込むと思います。上手くもないし、千葉市には区があるんですよ。あの時“何区”と答えるのが正解だったのか、きっとこの後「あれを言うべきだった…」と後悔するはずです。だから街中で僕が小さくぴょっと跳ねたら、思い出して赤面している時だと思ってください。
爆チュー問題:(笑)
ーー私は収録を観てて、とんでもなく速い返しだなと感動してました。
ぴかり:そうだよね。速かったよね。
■たなチュー「俺なんて今日二つくらいボケが全く分からなくて…」
ーーたなチューさんは自身では、今回、ぴかりさんのアドリブに対するツッコミの出来栄えはどうでしたか?
たなチュー:さっき翔さんが落ち込んでいると言っていましたが、俺なんて今日2つくらいボケが全く分からなくて。最初から「(サングラスを)その道端で拾ったんだよ」って言葉に「何言ってんだよ」と返したら、その後に「…ジェシカ」って言われて。俺は全く出てこなくて、最初からつまずいて。でも、もう俺、忘れていましたからね(笑)。翔さん偉いよ、「お前何区だよ」の返しを一生悩むなんて…。俺は道端ジェシカどころか、アンジェリカも出てこなかったよ。全然ダメですね、慣れっこになっちゃってて。
ぴかり:お前が悩まないのは、ダメなことに慣れてるだけだから。
たなチュー:全然反省とかもないしね。何にも学習しないで生きてるなって改めて思いました。
■ぴかり「おちゃらけている人たちって、普段だいたい行儀がいい」
ーー氣志チューの皆さんの返しで印象に残っているものはありますか?
たなチュー:完全にセリフを忘れているのに、ちゃんと土壇場で思い出して台本に戻したところは、「流石、場慣れしているな。2〜30年やってる人だな」って思いました。
綾小路 翔:僕らは「永遠の16歳」と言い張っているんですけど、そろそろ脳の回路が機能しなくなり始めてますね(笑)。
ーーでは、“氣志團”の印象自体はどうですか?
ぴかり:前にラジオに来てもらって、すごく丁寧な人たちだというのは知っていました。こういうおちゃらけている人たちって、普段だいたい行儀がいいんですよ。昨日もダンプ松本さんが「爆チュー問題」に来てくれたんだけど、ダンプさんも礼儀正しくて。本気で礼儀が悪いのは、俺だけ(笑)。
■早乙女 光「◎$♪×△¥○&?#$!(流暢な奇声)」
ーー(笑)。それでは最後に一人ずつ、今回の注目ポイントを含めた思いの丈をお願いします。
ぴかり:我々「爆チュー問題」は2026年で何周年だっけ?
たなチュー:1999年スタートだから、27周年ですね。
ぴかり:27周年。なんとなくお笑いの中で邪道でやってきたし、氣志團もアーティストの中で邪道でやってきたというイメージがあるので、シンパシーを感じていました。今回こうして共演できて本当によかったです。
たなチュー:リーゼントとサングラスと学ランがネズミに合うというのがすごいなと思いました。この番組の美術スタッフの皆さんは本当に丁寧で、セットも「爆チュー問題」が始まった27年前の最初からずっと同じものを使っているんですよ。氣志チューの姿を見て、改めてスタッフの皆さんのプロの仕事がすごいなと思ったし、それをまた氣志團の皆さんがちゃんと着こなしてくれて感動しました。
ぴかり:「着こなす」はまずいよな?着ぐるみじゃないんだから。
たなチュー:いいじゃん、お前だってさっき言ってたじゃん!大丈夫、「着こなす」でいいじゃない。
ーー“皮膚”ですからね。
綾小路 翔:(笑)。本当にこんな素敵な“皮膚”と“体毛”をもらって感動していますし、この「爆チュー問題」の世界の“住ねずみ”になれたと思っているので、よろしければ何度でも呼んでいただければと。小道具を出したり、マイクスタンドを立てたり、そんなお手伝いでも、本当に何でもやりますので。
ぴかり:じゃあ、次は裸スーツでね。
たなチュー:ワハハ(本舗)から借りてきて。
綾小路 翔:裸スーツのせいでNHK出禁になったって言われてますけど、あれをやったのは僕だけで、メンバーは何も知らないんです。一味だと思われて、完全なとばっちりで。みんなすごくNHKを愛していて、受信料も払っていますから。僕のことは嫌いになってもいいから、氣志團のことは愛してあげてくださいと伝えたいです。他局の話ですみません(笑)。
西園寺 瞳:僕が一番自分のターンで良かったなと思ったのは、サングラスをぴかりさんがかけていたのに気付いた瞬間のリアクションです。素の顔でできたかなと思うので、そこに注目していただきたいですね。(カメラで)抜かれているかは分かりませんけど。
白鳥松竹梅:乱闘してるシーンで、ぴかりさんがずっと腰を振ってて(笑)、必見です。
星グランマニエ:僕はスローモーションのシーンがとっても楽しくて、もっとたくさんやりたいなと思っていました。ファン目線ではお二方がやっぱりすごいなと、近くで見られて感動しました!
早乙女 光:◎$♪×△¥○&?#$!(流暢な奇声)
ぴかり:わかるように言え!
綾小路 翔:「あの時の乱闘シーンで、俺も片玉になっちまったよ」と言っています。
全員:(笑)
取材・構成・文=戸塚安友奈

