
鈴木亮平がナビゲーターとして出演する「世界遺産」(毎週日曜夜6:00-6:30、TBS系)は、2026年4月で放送30周年を迎え、4月5日(日)、4月12日(日)2週連続で「マチュピチュ」を特集する。
■番組30周年の幕開けは「マチュピチュ」2週連続スペシャル
1996年4月に放送を開始し、2026年4月で放送30周年を迎える「世界遺産」。その幕開けは、第1回でも放送した南米ペルーの世界遺産「マチュピチュ歴史保護区」に迫る。6度目の撮影となる今回は、新たな遺跡も発見されたマチュピチュ遺跡の最新情報を交えて、2週連続スペシャルで放送する。
■4月5日(日)放送・前編 番組独占、特別な許可を得てマチュピチュ遺跡の空撮に成功
アンデス山脈の東側、標高約2400mの険しい尾根の上にあるマチュピチュ。15世紀に築かれ、インカ帝国の王・パチャクティが祭祀を行う聖地だった。遺跡の中には石造りの神殿がいくつも残っている。ここでは、少なくとも750人ほどが暮らしていたと考えられており、山の斜面を利用しただんだん畑ではトウモロコシなどが栽培されていた。
今回、番組では特別な許可を得て、そんなマチュピチュ遺跡の空撮に成功。マチュピチュ遺跡の全貌に迫る、番組独占の最新空撮映像が公開される。
■4月12日(日)放送・後編 知られざる「マチュピチュ歴史保護区」で新たな遺跡を発見
ほとんどが密林に覆われている世界遺産「マチュピチュ歴史保護区」は、未発見の遺跡が数多く残っていると考えられている。近年、マチュピチュ遺跡ではJICAと日本企業、ペルー政府による共同プロジェクトが進行中で、番組はその調査に同行。ドローンに搭載した最新レーザーなどで密林を解析したところ、四角い輪郭のようなものが浮かび上がった。
さらに同番組では、マチュピチュ遺跡を見下ろす山・ワイナピチュや総延長4万kmに及ぶ交通網「インカ道」を取材。2週にわたりマチュピチュの知られざる姿を映し出す。
■「世界遺産」30年の歴史
同番組は、日本がユネスコの世界遺産条約に批准した4年後の1996年に放送を開始。「人類共通の財産である世界遺産を最新の技術で記録し、未来に残す」をコンセプトに、映像の可能性に挑戦し続けている。
ユネスコの世界遺産リストに登録されている数は、自然遺産、文化遺産、複合遺産を合わせて1,248件(※2025年8月現在)あり、番組で訪れた国は136か国、撮影した世界遺産は700を超える。世界遺産を撮影し続けレギュラー放送しているテレビ局は、世界中でTBSのみ。2006年には世界遺産の普及に功績があったとしてユネスコから感謝状が授与された他、数々の賞を受賞している。
また、コロナ禍で渡航が制限された2年近くは、現地スタッフに絵コンテやサンプル映像、ドローンの飛行ルートなど詳細な指示を日本から送り、リモートで打合せを重ねながら番組を制作。放送開始当初から続く、こだわり抜いた映像をナレーションとBGMでシンプルに見せる基本スタイルは変わることはなかった。
■9代目・鈴木亮平は番組初となる世界遺産の案内役=ナビゲーターとして出演
初代ナレーションを務めたのは、当時デビューから約10年の緒形直人。芝居の幅を着実に広げ俳優としての実力を評価される中でのナレーションは新鮮で、世界遺産が持つ壮大さや重厚感ともマッチ。テーマ曲は、ギタリストで音楽プロデューサーの鳥山雄司が手掛ける「ソング・オブ・ライフ」を起用。「ソング・オブ・ライフ」は鳥山がアレンジを重ね、12年間にわたり番組テーマ曲として視聴者に親しまれた。その間、ナレーション2代目として歌手で俳優の寺尾聰、3代目を俳優のオダギリジョー、4代目は歌舞伎俳優の中村勘九郎(※当時は中村勘太郎)が務めた。
2008年4月からのテーマ曲は服部隆之・作曲、宮本笑里・ヴァイオリン演奏の「Les enfants de la Terre〜地球のこどもたち〜」。5代目ナレーションはミュージカル俳優の市村正親。続く6代目はレギュラーで初の女性ナレーションとなった俳優の深津絵里で、オープニングテーマ曲として小松亮太の「風の詩」が加わった。そして、7代目は俳優の藤原竜也が務めた。
放送開始から20年目の節目となった2015年10月、B'zのギタリスト・松本孝弘がメインテーマ曲「Vermillion Palace」とエンディングテーマ曲「Mystic Journey」を書き下ろして話題を呼び、2017年10月からはモデルで俳優の杏が8代目を務めた。杏の起用と同時にシンガーソングライター・大橋トリオによるメインテーマ曲「鳥のように」とエンディングテーマ曲「つくる世界」が採用された。
そして、2024年4月からは俳優・鈴木亮平がナレーションを務め、世界遺産好きで知識も豊富なことで知られる鈴木は、番組初となる世界遺産の案内役=ナビゲーターとして、時折現地取材にも参加し、自身の視点も交え伝えている。また、2025年からはマルチアーティスト・Vaundyによるテーマ曲「軌跡」が採用されている。
■鈴木亮平コメント「世界の遺産の歴史に比べたら30年は一瞬なんですよね」
マチュピチュで新たな遺跡の発見がありましたが、「でしょうね!」と思いました(笑)。すごいと言いたいところですが、見つかっている遺跡だけで終わるわけはないと思っていましたし、マチュピチュに限らず他の整備されていない遺跡も、まだまだいっぱいあるんです。ロマンですよね。
まだまだ地球にはたくさん知られざる遺跡は眠っているはずです。番組の30周年は普通すごいことなのですが、例えば「イグアスの滝」が下流から上流に上がってきた時間など、世界の遺産の歴史に比べたら30年は一瞬なんですよね。ですので、この番組「世界遺産」に関しては放送3万年を目指していきたいですね(笑)!
そして見逃し配信も始まります。もちろんリアルタイムで一番見ていただきたいですが、日曜に家にいない人もいっぱいいると思うので、ぜひ見逃し配信でご覧ください。
■プロデューサー・佐野香氏コメント「壮大な“地球の記憶”を一人でも多くの方と分かち合えれば」
「世界遺産、それはかけがえのない地球の記憶」――。この一行のテロップとともに産声を上げた番組が、2026年4月、30周年の大きな節目を迎えます。これまで支えてくださった視聴者の皆様に、心より感謝申し上げます。私たち制作スタッフが一貫して追い求めてきたのは、「世界遺産」という人類共通の財産が放つ唯一無二の輝きを、最新技術を駆使した最高の映像で記録し、次の時代へと手渡していくことです。
今回のスペシャルでは、あえて原点に立ち返り、第1回放送でお伝えしたマチュピチュを再訪しました。最新技術がもたらす新たな発見も、お伝えして参ります。さらに放送に加え、新たにTVerでの配信も始まります。この壮大な「地球の記憶」を一人でも多くの方と分かち合えればと願っています。今年は、これまでの歩みを凝縮した特別企画を数多くお届けします。新たに歩み出す「世界遺産」を、これからも末永く見守っていただければ幸いです。


