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「大豆イソフラボンが多い食品」は豆腐と味噌どっち?注意点も管理栄養士が解説!

「大豆イソフラボンが多い食品」は豆腐と味噌どっち?注意点も管理栄養士が解説!

大豆イソフラボンの効果

大豆イソフラボンの効果

大豆イソフラボンの作用についてはさまざまな研究が行われていますが、ヒトにおける有効性や影響については個人差があり、明確に確立されていない点もあります。以下では、これまでに報告されている知見をもとに、期待されている働きを紹介します。

骨の健康維持

エストロゲンは骨の代謝に関与し、骨の分解を抑える働きがあります。大豆イソフラボンも同様の作用が期待され、骨吸収の抑制や骨形成への関与が示唆されています。ただし、骨密度への影響については研究結果が一様ではなく、食事全体や生活習慣の影響も大きいため、総合的な健康管理が重要です。

更年期に多い悩みをやわらげる

40〜50歳代にかけて卵巣の機能が低下し、女性ホルモンの分泌量が減少傾向になります。ホルモンバランスの変化により、顔のほてりやのぼせ、発汗、肩こり、耳鳴り、精神的な不調などの更年期特有の症状がみられることがあります。大豆イソフラボンは女性ホルモンと似た構造を持つことから、これらの症状に対して緩和が期待されるとする研究もありますが、作用の程度には個人差があります。

口腔内の健康維持

女性ホルモン(エストロゲン)の減少は、唾液分泌の低下や口腔内の乾燥と関連することがあります。大豆イソフラボンはエストロゲン様作用を持つことから、口腔環境への関与が示唆されていますが、唾液分泌の促進や歯周病予防に対する効果については限定的な報告にとどまっており、さらなる研究が必要とされています。

大豆イソフラボンの多い食品

大豆イソフラボンの多い食品

大豆イソフラボンは、大豆を原料とする加工食品のほとんどに含まれています。「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」に大豆イソフラボン含有量が掲載されていないため、下記の数値は農林水産省による試算値を参考にしています。

大豆

大豆100gに大豆イソフラボンは約161.4〜352.0㎎含まれています。食品の種類、製品や調理工程によっても数値は変動します。

豆腐

豆腐の大豆イソフラボン含有量は、種類や食品の製造方法などにより異なります。木綿豆腐100gには約32〜56㎎、絹ごし豆腐100gには約26〜61㎎、充填豆腐100gには約20〜52㎎含まれています。充填豆腐とは、豆乳と凝固剤を容器に密閉してから加熱して固めるため、大豆の栄養成分が逃げにくいことがメリットです。保存性も高く、ストックしやすいです。豆腐1丁を300gとすると、1/3丁で一日の摂取目安量の半分程度を補える計算です。

味噌

味噌は、食品の種類(赤・白・合わせ)、製造工程、熟成期間によって含有量が異なります。調味料として毎日無理なく取り入れられることがメリットです。味噌100gに大豆イソフラボンは約19.6〜92.6㎎含まれています。味噌汁1杯(味噌約20g使用)で数㎎〜20㎎程度が摂取できます。

食品名 含有量目安(100gあたり) 備考

大豆 約161.4〜352.0㎎ 乾燥状態の値

豆腐 約20.0〜61.0㎎ 絹・木綿・充填により変動

味噌 約19.6〜92.6㎎ 味噌汁1杯(味噌20g)で数㎎〜20㎎

配信元: Medical DOC

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