流産後の妊娠中、無神経な質問をするママ友→救ってくれたのは次男!?

3人目を妊娠している時のお話です。長男の保育園時代に仲良くなったママ友Aさんには合計3人の子どもがいます。Aさんにとって3人目は待望の女の子だったこともあり、よく「女の子かわいい! ひとりは女の子いたほうがいいよ」などと言われていました。しかし、私は3人目を妊娠前に一度稽留流産を経験しており、夫とも「元気で生まれてくるなら性別はどっちでもいいね」と話していました。
ある日、保育園のお迎えでAさんとばったり。私が妊娠6カ月目だと知るとAさんはすぐに「性別は?」と聞いてきました。生まれるまでの楽しみにしていると伝えても、「そんなもったいぶる必要ないでしょ? 早く知りたいじゃん!」「エコー見たらなんとなくわかるでしょ? やっぱり男の子もいいけど女の子のほうがよりかわいいって感じるよね〜」と性別の話題をやめてくれません。
流産を経験していることはAさんも知っているはずなのに、無事に生まれてくることが当たり前のような態度で、軽々しく性別のことを聞いてくるなんて……とモヤモヤしてしまい、そのやりとりがストレスになった私。その場を離れようとすると、次男が私のおなかに向かって「どっちでもいいけど、お兄ちゃんが待ってるよ!」と笑顔で語りかけました。新しい家族の誕生を心待ちにしている次男の姿を見て、性別はどちらでもいいという自分の気持ちを再確認。
その後、Aさんからの質問攻撃は変わらず続きましたが、心に余裕を持ってかわせるように。そして無事、男の子を出産。Aさんからは「男の子かぁ……。これから大変だね~」と笑いながら言われましたが、元気に生まれてくれたことがうれしく、Aさんからの言葉は気になりませんでした。巷でよく聞く「性別マウント」の始まりかもしれませんが、そんなこと気にせず自分らしい育児をしていきたいと思います。
著者:谷 ふみ/中学校1年生と小学校4年生、5歳の3人の男の子を育てるママ。仕事に家事、育児に追われる毎日。子ども達が寝静まったあと、ひとりでドラマや映画を見るのが楽しみのひとつ。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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性別についてママ友からあれこれ言われてモヤモヤした経験がある方は、意外と多いのではないでしょうか。男の子でも女の子でも、無事に産まれてきてくれるだけで、家族にとっては何よりの喜びですよね。性別に関するマウントや心ない発言が続くようであれば、無理に関わらずそっと距離を取るのもひとつの方法かもしれませんね。
今回は流産・切迫流産を経験したママたちのエピソードをご紹介しました。辛い経験を乗り越えての妊娠は、嬉しい気持ちと同時に無事に出産を迎えるまで不安もつきまとうものです。そんな中での周囲からの言葉には、いつも以上に敏感になってしまうのも当然です。だからこそ、周りの人たちはそっと見守りながら、赤ちゃんが元気に産まれたときにはママと一緒に喜びを分かち合えるような、あたたかい関係でいたいですね。
監修:高杉絵理(助産師)
監修者・著者:助産師 高杉絵理
大分県の大学にて看護師・助産師・保健師の資格を取得後、総合周産期母子医療センターにて産科やNICUに勤務。結婚を機に上京してからは、もっと育児が楽しくなるようにママや赤ちゃんにいつも身近に寄りそっていたいとの思いより、地域での助産師活動を開始する。

