
見上愛と上坂樹里がW主演を務める連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)の第3回が4月1日に放送。りん(見上)が密かに想いを寄せる虎太郎(小林虎之介)の母がコレラ(=コロリ)に倒れ、一家が村八分にされる過酷な状況が描かれた。(※以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■虎太郎の母がコロリ感染…一家は村中から疎外される
平穏な村に、コロリの影がじわじわと広がり始める。母・美津(水野美紀)と安(早坂美海)が縁談のために東京へ向かう中、幼なじみの虎太郎の母が発症。一家は村中から疎外されてしまう。
「何もできることがない」と肩を落とす虎太郎を励まそうとするりんだが、差し出そうとした手は無意識に止まってしまう。その様子を見た虎太郎は、自ら一線を引くように「一ノ瀬様まで村八分にするわけにはいかない」と告げるのだった。
■「正しいとは難しい」父・信右衛門が語る戊辰戦争の悔恨
虎太郎の手を握ればよかった――後悔し落ち込むりんに、父・信右衛門(北村一輝)は、戊辰戦争時の知られざる過去を語り出す。
新政府軍に与する決断を下した藩主が、徳川への恩義を裏切る自分を許せず自害したこと。信右衛門は「私はただ誰かが負けた者、弱ったものの側に立ち、手を差し出せる世でなければ、寂しい…寂しすぎる」と、武士としての後悔と葛藤を吐露。「正しいとは難しいのう――」と漏らすその目には、優しい涙が光っていた。
■「自分が一番嫌い」直美の孤独と牧師・吉江の慈愛
一方、東京の教会では牧師の吉江(原田泰造)が、直美(上坂)に伝道者にならないかと提案していた。自分を支えてくれた吉江に感謝しつつも、直美は「私は正しい人が嫌いなんです」とその申し出を拒絶。
さらに、「私…嫌いなものばっかり。生まれつき家柄がいい人。いい人も嫌いです。だれより自分が一番嫌い」と、心の奥底にある深い孤独を吐き出す直美。そんな彼女を想い、自分事のようにボロボロと涙を流す吉江だった。

■りんの献身的な支え…そして父を襲う突然の異変
りんは自分なりの「正しさ」を形にしようとしていた。村八分にされた虎太郎の家の前に、収穫したばかりの野菜やカボチャの煮物を置き、彼を勇気づける。
その後、刀稽古に励むりんのもとへ信右衛門がやって来る。元家老として指導を始めようとしたその時、信右衛門は激しく咳き込み、膝から崩れ落ちてしまう。物語は一気に不穏な空気に包まれた。

■りんの優しさに共感の声 ラストシーンには「心配すぎる」の声
りんのひたむきな優しさが描かれた今回。SNSには「自分に何ができるか考えて、すぐに行動できるりんちゃん素敵」「目の前の人を包み込んであげたくなる優しい人柄なんだね」と感動の声が集まった。
また、村内に感染が広がる中、ついに信右衛門までもが体調を崩したラストシーンに、「最後の父上が心配です…」「優しいお父さん、どうか無事でいて」「まさかコロリじゃないよね?心配すぎる」と、安否を気遣うコメントが寄せられている。


