シール交換を通して得た、わが子の成長
「ねえママ、今度、リナちゃんたちと、シールの交換会してもいい?」
「いいよ。ちゃんと"どうぞ"と"ありがとう"を言おうね」
「わかってるよ!」
空っぽになったはずのシール帳が、また少しずつ、あたらしい思い出でうまっていきます。
今回のことで、いちばん、傷ついたのはみちるでした。
けれど、一ばん優しかったのもみちるでした。
親として、子どもの宝物を守るということは、ただ物を買い与えることではなく、彼女の心にある「信じる力」を守ることなのかもしれません。
まどの外には、すがすがしい青空が広がっています。
ちいさなシール一枚に込められた、大きな教訓。
私たちは、このできごとを忘れることはないでしょう。このできごとをのり越えた今、みちるの笑顔は以前よりも少しだけ、おとなびて見えました。
あとがき:娘の笑顔が教えてくれた、真の強さとゆるし
物語の最後、いちばん寛容だったのは、被害者であるはずのみちるちゃんでした。
「ゆるしてあげたの」という一言に、私たち大人のこりかたまった心があらわれるようです。
あやまちをおかした子どもたちが、この経験をどう糧にするか…。そして、私たち親がそれをどう見守るか…考えさせられるエピソードです。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

