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「肺がん手術」の費用はいくら?1~3割負担の相場や高額療養費制度を医師が解説!

「肺がん手術」の費用はいくら?1~3割負担の相場や高額療養費制度を医師が解説!

肺がん手術の費用相場はどのくらい?メディカルドック監修医が、1〜3割の自己負担割合別の費用目安や、高額療養費制度の活用、保険適用外となる差額ベッド代の注意点を解説します。

※この記事はメディカルドックにて『「肺がん手術の入院期間」はどのくらい?手術の種類や費用も解説【医師監修】』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

山本 康博

監修医師:
山本 康博(MYメディカルクリニック横浜みなとみらい)

MYメディカルクリニック横浜みなとみらい院長
東京大学医学部医学科卒業 医学博士
日本呼吸器学会認定呼吸器専門医 日本内科学会認定総合内科専門医

肺がんとは

肺がんは、肺を構成する気管支や肺胞にできた悪性腫瘍をいいます。腫瘍がはじめから肺に発生した場合は原発性肺がん、他臓器由来の腫瘍が肺に転移した場合は転移性肺がんです。
原発性肺がんの原因はタバコやアスベストといった物質由来が7割ほどを占め、残りは環境や遺伝子、食生活などの要素が原因です。
肺がんの治療は、腫瘍組織の種類や病期でそれぞれ異なる治療法が選択されます. 治療法は主に手術療法、化学療法や放射線治療を行います。

肺がん手術の費用相場

肺がんの手術で請求される一般的な入院費用の相場は、総額で1,000,000〜1,600,000円ほどです。
しかし肺がんの手術は保険適用であるため、総額を支払うわけではありません。診療報酬の点数が高い特別な管理を行った場合は、請求費用も高額です。
差額病床分は保険適用とならないため、使用した分が全額請求される仕組みとなっています。

3割負担の場合

3割負担の請求額は肺葉切除で500,000円ほど、区域切除で450,000円ほどです。楔状切除の場合は、切除範囲が小さく在院日数も少ないため、負担金額はさらに少額となります。
肺葉切除や区域切除などは、手術支援ロボットを使用する場合もあります。手術支援ロボットは新しい手術方法であるものの、基本的には保険適用です。
ただし手術支援ロボットでの手術が可能な施設は、多くは設備が整った施設であるため、請求金額が高くなる可能性もあります。

2割負担の場合

2割負担の場合に請求される金額は、250,000〜350,000円ほどです。3割負担のケースと同様に切除範囲が小さく、在院日数が少なければ少ないほど請求額は少なくなります。
区域切除や肺葉切除の場合は300,000〜350,000円ほどで、楔状切除の場合はそれより少ない250,000円ほどです。
しかし費用はあくまでも相場で、集中治療室を利用した場合も診療報酬に加算されます。
そのため、一人ひとりの患者さんの年齢や既往歴などの状態が処置や入院治療に反映された場合、費用は大きく異なる場合があるため注意が必要です。また入院期間中に保険適用外の差額病床を使用し続けた場合、思いがけず請求費用が高額となる可能性もあります。

1割負担の場合

1割負担の場合に請求される費用相場は、120,000〜170,000円ほどです。
肺葉切除では170,000円ほど、区域切除では150,000円ほどで楔状切除の場合は130,000円ほどになります。
片肺全摘除を行った場合は手術範囲が広く、在院日数も多いため請求金額は肺葉切除よりも高額です。
しかし請求費用が高額になった場合でも、請求金額がすべて保険適用となっている場合は高額療養費制度が利用できます。

配信元: Medical DOC

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