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震災を知らない子どもたちへ災害のこと、どう伝える?

震災を知らない子どもたちへ災害のこと、どう伝える?

東日本大震災から15年が過ぎ、熊本地震から10年が経とうとしています。いまの高校生以下の子どもたちは、震災当時は生まれていなかった、あるいは小さくて記憶がない子ばかりです。まさにそんな世代のわが家の中学生、小学生、幼児と一緒に震災に関する絵本や書籍を読んでみました。本の選び方や気をつけたことについてご紹介します。

災害を語り継ぐことの大切さ

東日本大震災の時、三陸地方に伝わる「津波てんでんこ」(津波が来たら、いち早く各自てんでんばらばらに高台へ逃げろ)の言い伝えが、子どもたちの率先した避難に繋がったことがたびたび報道されました。この事例からもわかるように、過去の災害について知ることには大きな意義があるといえます。

写真提供:PIXTA

被災地には、震災時に起こったことを詳細に伝える伝承館や語り部の活動がありますが、訪れる機会を作るのはなかなか難しいかもしれません。しかし被災地から離れていても、絵本や書籍などを通して震災について知ることができます。また絵や物語を介することで、子どもが登場人物に自分を重ね「自分ごと」化でき、より記憶として定着しやすくなることが期待されます。

どうやって本を選ぶ?

インターネットで「震災 絵本」と検索したり、生成AIに尋ねたりするとおすすめの本がいくつも提示されますが、今回いちばん頼りになったのが図書館のレファレンスサービスでした。

写真提供:PIXTA

レファレンスサービスとは、調べたいことや探している資料について必要な資料や情報を教えてくれる図書館のサービスです。筆者は近くの図書館で、以下のようにお願いしました。 

東日本大震災や熊本地震について、子ども向けの本を探している
・幼児、小学生、中学生それぞれに合った本を教えてほしい 

すると、10分もしないうちに司書の方が6冊ほどの本を持ってきてくれました。被災地の写真がメインのもの、いざという時のための備えや行動など防災をテーマにしたもの、物語形式のものなど種類はさまざま。司書さんに聞いたところ、読者(誰が読むのか)と目的(知りたいことは何か)を伝えれば、実際に本を提示しながらさらに対話を重ねて最適な本を探してくれるとのことでした。 

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配信元: 防災ニッポン