紫外線、冷たい食べ物や飲み物で冷え切ったカラダ、夏のレジャーで溜まった疲労……厳しい夏の暑さによる心身のダメージは知らず知らずのうちに蓄積されています。そんな“夏の疲れ”を吹き飛ばし、実りの秋を元気に過ごすために意識したい食事術とは！？
蓄積された夏の疲れを放置すると「なんだかだるい」「食欲がない」「風邪をひきやすい」といった不調につながることもあります。そうならないために、今摂るべき栄養素をチェック。“健康な肉体は食事から”ですよ！
まずは肉を食え！？カラダの修復を促して疲労回復につなげる「タンパク質」
まず意識したいのが「タンパク質」です。タンパク質は、私たちのカラダを作る筋肉や臓器、髪、爪、そして免疫細胞の主成分。夏バテで食欲が落ちて麺類や冷たいものばかり食べていた人は、このタンパク質が不足しているかもしれません。タンパク質が豊富な肉や魚、卵、豆腐などを積極的に取り入れてカラダの修復を促し、疲労回復につなげましょう。
秋の味覚のきのこ類がいい！栄養を活動エネルギーに変える「ビタミンB群」
次に重要なのが「ビタミンB群」です。ビタミンB群は、食べ物から摂った糖質や脂質を活動エネルギーに変えるサポート役。夏に甘いものを食べ過ぎたり運動でエネルギーを消費したりすると、ビタミンB群も消費されがちです。不足すると、疲れやすさやだるさにつながることがあります。豚肉やレバー、玄米、牛乳、きのこ類などに豊富に含まれています。