花粉症で発熱、倦怠感が生じているときのセルフケア

花粉症の治療薬を服用すると、発熱や倦怠感は治りますか?
花粉症の治療で鼻づまりや鼻水が抑えられると、眠りが改善し、結果としてだるさが軽くなることがあります。症状が強くなる前から薬を使うことでコントロールしやすくなります。一方で、薬の種類によっては眠気が出ることがあり、その場合は倦怠感がむしろ強く感じられることがあります。仕事や運転への影響も含め、薬剤師や医師に相談しながら薬を調整してください。
参照:『スギ花粉症について日常生活でできること』(環境省)
花粉症による発熱に市販の解熱剤を使用してもよいですか?
花粉症の熱っぽさは、炎症や睡眠不足が関係していることが多く、解熱剤が必要になる場面は多くありません。解熱剤を使う前に、本当に体温が上がっているのか、寒気や筋肉痛、強い咳など感染症のサインがないかを確認してください。花粉症薬や総合感冒薬などを併用していると、成分が重複するリスクもあります。自己判断が難しい場合は、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。
だるさを緩和するためにできることを教えてください
だるさの軽減は、花粉を浴びる量を減らすことと、睡眠の質を戻すことが柱です。外出時のマスクやメガネの使用、帰宅後の洗顔や入浴、衣類や髪に付いた花粉を落としてから室内で過ごすことは、身体に入る刺激を減らす基本です。室内では換気のタイミングや掃除の工夫も役立ちます。鼻づまりが強い日は、睡眠不足がだるさを悪化させるため、寝る前の環境づくりを優先してください。就寝前に部屋を乾燥させすぎない、鼻症状が強い場合は治療薬について医師と相談する調整が役立つことがあります。
参照:『花粉症対策 スギ花粉症について日常生活でできること』(環境省)
編集部まとめ

花粉症でも、鼻や目の症状に伴って微熱のような熱っぽさや倦怠感が出ることがあります。背景には、粘膜の炎症に加え、鼻づまりによる睡眠の質の低下、薬の眠気などが重なることがあります。花粉が多い日や外出後に悪化し、日によって波がある場合は花粉症の影響が考えられます。一方で、38度前後の発熱、強い寒気や筋肉痛、息苦しさ、数日で悪化が続く状況では感染症など別の原因も疑い、早めに医療機関へ相談してください。
参考文献
『的確な花粉症の治療のために(第2版)』(厚生労働省)
『アレルギー性鼻炎/Q&A』(一般社団法人 日本アレルギー学会)
『花粉症対策 スギ花粉症について日常生活でできること』(環境省)

