うずらの卵を食べ過ぎて現れる症状

うずらの卵特有の栄養価はある?
うずらの卵は1個あたりが小さく、うずらの卵5個ほどで鶏卵1個分とほぼ同じ重量になります。全卵/生100gあたりの栄養素をみると、ビタミンB2が0.72mg(鶏卵0.32mg)、ビタミンB12が4.7μg(鶏卵1.1μg)、葉酸が91μg(鶏卵49μg)、鉄が3.1mg(鶏卵1.5mg)、ヨウ素が140μg(鶏卵33μg)など、構成は似ているものの鶏卵に比べ含有量の多い栄養素があります。これは鶏卵に比べて黄身の割合(約38%)が多いためです。
食べ過ぎて現れる症状と対処法
鶏卵と同様にうずらの卵を食べ過ぎると体臭に影響を与えたり、消化器症状を引き起こす可能性があります。また生卵白の長期間、大量摂取によりビオチン欠乏症のリスクも鶏卵に共通しますが、これも加熱調理や適量摂取であれば心配はありません。気になる症状がある場合は摂取量を見直したり、続く場合は医療機関に相談しましょう。
栄養素 鶏卵 うずらの卵
ビタミンB2 0.32mg 0.72mg
ビタミンB12 1.1μg 4.7μg
葉酸 49μg 91μg
鉄 1.5mg 3.1mg
ヨウ素 33μg 140μg
卵の健康効果

筋肉量の維持
卵には良質なたんパく質が含まれています。たんぱく質はアミノ酸が結合してできた化合物です。人体のたんぱく質を構成するアミノ酸は20種あり、ヒトはそのうち11種を体内で合成することができます。それ以外の9種は合成できないため食事から摂取する必要があり、これを必須アミノ酸といいます。卵は全ての必須アミノ酸をバランスよく含んでいます。摂取したたんぱく質を体内で効率よく利用でき、筋肉量の維持や、体作りをサポートします。
脳の健康維持
卵に含まれるコリンはリン脂質の一種です。体内では細胞膜や神経組織を構成するレシチンの材料となります。体内に吸収されると脳にも届き、脳内の神経伝達物質であるアセチルコリンの材料として働きます。脳内のアセチルコリン濃度は記憶保持や脳機能の向上に関連があると考えられています。またコリン自体に脳の記憶形成を助ける働きがあるといわれており、脳の健康維持に効果が期待できます。
目の健康維持
卵黄に多く含まれるビタミンAは、視野機能の維持に関係する栄養素です。ビタミンAはレチノール、レチナール、レチノイン酸からなり、レチノールやレチナールは網膜細胞の保護作用や、視細胞における光刺激反応に重要な役割を果たします。欠乏により、乳幼児では角膜乾燥症から失明に至る可能性があり、成人では夜盲症を発症する恐れがあります。

