過去の「六本木アートナイト」開催風景
日没から夜明けまで、眠らない六本木へ
コロナ禍以降、真夜中の開催を見送ってきた「六本木アートナイト」がついに本来の姿を取り戻します。日没から夜明けまで、現代アート・パフォーマンス・映像・音楽など多彩なジャンルの作品が六本木の街なかに点在し、深夜ならではの非日常的な体験を生み出します。
実行委員長を務める森美術館館長・片岡真実氏は「暗闇の中でアートと出会い、夜明けを共に迎える。そんな本来の姿へと立ち戻る、一夜限りの濃密な非日常体験をぜひお楽しみください。」とメッセージを寄せています。
撮影:新津保建秀
2009年に始まった本イベントは今年で15回目の節目を迎えます。六本木ヒルズ・森美術館・東京ミッドタウン・国立新美術館・サントリー美術館・21_21 DESIGN SIGHTといった六本木の主要文化施設が一斉に参加する、東京を代表するアートの祭典です。
今年の目玉は「フランス」―RAN Focusに注目
毎年特定の国や地域のアートにスポットを当てる人気プログラム「RAN Focus」。2024年の台湾、2025年の韓国に続き、今回はフランスにフォーカスします。
フランスが選ばれたのには理由があります。「六本木アートナイト」そのものが、パリで開催される「ニュイ・ブランシュ(白夜祭)」をモデルに誕生したイベントだからです。いわば"里帰り"ともいえる今回のフォーカス、注目せずにはいられません。
キュレーションを手掛けるのは、パリの文化センター「CENTQUATRE-PARIS(サンキャトル・パリ)」前アーティスティック・ディレクター、ジョゼ=マニュエル・ゴンザルヴェス氏。インスタレーション・映像・パフォーマンスなど、ベテランから新進気鋭まで幅広い世代のフランス人アーティストによる多彩な作品が披露される予定です。
