\子どもには子どもの『栄養学』がある/
イライラしている、元気がない、朝スッキリ起きられない……。その不調、もしかすると毎日の食事が関係しているかもしれません。
小児科医として毎年約3万人を診療し、医学と分子栄養学の両面から多くの子どもたちの不調をサポートしてきた著者が、病気にならない体を作る食事術を伝授します。
今回は、体をつくるために欠かせない栄養素「タンパク質」について、書籍『うちの子、今の食事で栄養的に大丈夫ですか? 医師が教える 子どもの元気をつくる食事術』(著:面家健太郎/日本実業出版社)から一部抜粋してお届けします。
不足しやすい栄養素 ② タンパク質

イラスト:seesaw.
◎タンパク質の主な働き

※画像はイメージです
タンパク質は、体をつくるために欠かせない重要な栄養素です。
皮膚、臓器、筋肉、髪、細胞など、私たちの体の多くはタンパク質からできています。
また、タンパク質は糖質や脂質とともに三大栄養素と呼ばれ、それぞれ異なる役割を果たしながら互いに補い合っています。
とくにタンパク質は、糖質や脂質が不足している際に、それらを補う役割を果たします。
エネルギーの主な供給源は糖質由来のグルコース(ブドウ糖)ですが、グルコースだけでは体を効率的に動かすのに十分ではない場合があります。そのようなとき、タンパク質を摂取することでアミノ酸由来のエネルギーが活用され、体をより効果的に動かすことができるのです。
分子栄養学では、糖質だけに頼らず、タンパク質を活用してエネルギーのサイクルを効率的に回すことが、体全体の健康と機能を最適化するために大切だと考えられています。
