
「さつまいものお菓子を作りたいけれど、揚げ物の準備や蒸し器を出すのは正直しんどい……」そんな日の救世主になるのが、お菓子研究家・荻田尚子さんのレシピです。
なんと、フライパン1つで「大学いも」も「おまんじゅう」も作れてしまうんです。特別な道具も、たっぷりの油も必要なし。忙しい毎日の中で、「これならできそう!」と思える、お手軽おやつの知恵をお届けします。
キャラメリゼ大学いも

【材料・作りやすい分量】
さつまいも...大1本(約300g)
ミックスナッツ(素焼き)...20g
■ A
∟砂糖...50g
∟水...大さじ2
揚げ油...適量
【作り方】
1. さつまいもは皮つきのままよく洗い、水けを拭いて小さめの一口大の乱切りにする。ミックスナッツは粗く刻む。
2. フライパンにさつまいもを入れ、揚げ油を2cm深さまで加えて中火にかける。約160℃まで熱し、竹串がスッと通るまで時々転がしながら12〜13分揚げ焼きにする。
3. フライパンをきれいにし、Aを入れ(かき混ぜない)、砂糖が水になじんだら中火にかける。そのまま動かさず、少し茶色く色づいてきたら、フライパンを回しながら全体が茶色くなるまで熱する。火を止め、さつまいもを加えて手早くからめ、ミックスナッツを全体に散らし、からめる。

均一に茶色くなるまでフライパンを回しながら熱する。へらなどでさわると、砂糖が再結晶化して固まるので注意。

ナッツは一部に固まってしまわないよう、全体に散らしながら加える。
4. オーブン用ペーパーの上にさつまいもどうしがくっつかないように広げ、粗熱をとる。
(レシピ考案/荻田尚子 全量で827kcal/塩分0.3g)
鬼まんじゅう

【材料・6個分】
さつまいも...1本(約250g)
薄力粉...60g
砂糖...40g
【作り方】
1. オーブン用ペーパーを7cm四方に6枚切っておく。
2. さつまいもは皮つきのままよく洗い、1cm角に切って水に約10分さらし、水けをきる。ボウルに入れ、砂糖を加えてざっと混ぜ、水分が出てくるまで20~30分おく。

砂糖がなじむと水分が出てくる。この水分と薄力粉をなじませ、生地にする。
3. 薄力粉を加え、全体にからんで粉っぽさがなくなるまでゴムべらでざっと混ぜる(水分が足りずに粉っぽさが残る場合は、水を小さじ1ずつ加えながら混ぜる)。
4. 1に3を1/6量ずつこんもりとのせ、丸く形を整える。
5. フライパンにペーパータオルを敷き、1cm深さまで水を入れて中火にかける。沸騰したらフライパンに入る程度の耐熱性のバットを底面を上にして置き、4をのせてふたをし、さつまいもがやわらかくなるまで13〜15分蒸す。残りも同様にして蒸す。


加熱中にガタガタぐらつかないよう、バットの下にペーパータオルを敷く。バットの上に皿をのせれば、水にひたらずに蒸せる。
(レシピ考案/荻田尚子 113kcal/塩分0g)
* * *
「大学いもは揚げるもの」「鬼まんじゅうは蒸し器で作るもの」という思い込みを捨てると、おやつ作りはこんなに身近になります。キャラメリゼされた砂糖の香ばしさ、そして蒸したてのホクホク感を、ぜひ楽しんでみてくださいね!
※本記事は過去に配信した内容を一部抜粋・編集しました。
レシピ考案/荻田尚子 撮影/川上朋子 スタイリング/河野亜紀 栄養計算/スタジオ食 編集協力/田子直美
文=徳永陽子/菅野直子

