乳がんの前兆となる初期症状
乳がんの前兆となる初期症状について紹介します。早期の乳がんでは何の症状の現れないこともあります。乳がんによる症状は乳腺の良性疾患の症状とも似ています。気になることがあれば乳腺科を受診しましょう。
胸に触ってわかる硬い部分がある
乳がんの初期症状として最も多いのが乳房のしこりを触れることです。乳房のしこりは良性の乳腺腫瘍でもよくみられます。乳がんは痛みを感じないことが多いです。乳房にしこりを触れる場合は、乳腺科の受診をおすすめします。
乳頭からの血性分泌
下着の茶色い汚れや乳頭からの赤や茶色の分泌物を自覚することがあります。乳管内乳頭腫などの良性の乳腺腫瘍でも同様の症状があります。乳がんの可能性があるため、乳腺科を受診しましょう。
脇のリンパ節の腫れ
脇のリンパ節がはれているのを自覚することがあります。乳がんはまず脇のリンパ節に転移することが多く、リンパ節が大きくなることがあります。リンパ節の腫れは、がんの転移以外でも起こることがあります。症状が続く場合は、乳腺科を受診しましょう。
乳がんの主な原因
乳がんは環境的な要因や遺伝的な要因が関係しています。
女性ホルモンが分泌される期間が長い
乳がんの発症にはエストロゲンという女性ホルモンが関係しています。エストロゲンへさらされている期間が長いほど乳がんを発症するリスクが高まります。初経が早い、閉経後遅い、または出産や授乳の経験が少ないほどリスクが高まります。乳がん検診を定期的に受けることが大切です。
生活習慣
閉経後の肥満が乳がんの発症リスクになるとわかっています。太りすぎないように適切な食習慣と運動習慣を心がけることが大切です。また、喫煙や過度のアルコール摂取も乳がんの原因となるため、気を付けましょう。
遺伝
乳がん全体の5~10%が遺伝性であるといわれています。 血のつながったご家族に乳がんの患者さんがいる場合、乳がんになるリスクが高まります。遺伝的に乳がんになりやすい可能性がある方は、特に乳がん検診を行うことが大切です。

