「意外とできた!」を作ってあげる簡単な方法とは?
親がすべきことは、まずはこの最初のハードルを“確実にできそうなレベル”にまで低く設定することにあります。これについて、井上さんは次のように解説します。
「ハードルを下げる本当の目的は、脳が最も嫌がる『着手の抵抗感』をゼロにすることにあります。子どもが『それだけでいいの?』と拍子抜けするほど、あえて工程を細かく刻んでみてください。もちろん、子どもの能力や自己効力感(自分ならできるという感覚)によって適しているハードルの高さは違うので、お子さんの様子を見ながら調整してあげてください」
そして、子どもが実行できたら、その瞬間に「おっ、できたね!」と即座に承認を与えることが大切なんだとか。
「承認の際は、内容の評価ではなく“自分の意志で動いた”という事実に注目してください。『もう取りかかったね』と短く伝えるだけでも、子どもは“自分をコントロールできている”という感覚が湧いてドーパミンが放出されます」
子どものやる気は親のコントロール次第で上げることができると分かった今、やらない理由はありません。やる気が上がれば自ら目標を設定して達成するなど、その先の能力の獲得を目指せます。ぜひ試してみてくださいね。
