
テレ東の人気番組「日向坂で会いましょう」(毎週日曜深夜1:20-1:50、Leminoにて配信中)。3月29日の放送では、「まもなく加入1年!五期生殻破り道場!」と題し、グイグイなパイセンたちのように前に出る勇気をつけるための道場を開講した。モノマネ大御所MCからのスパルタすぎるお題に五期生が突きぬける。
■“セクシー覚醒”五期生、名物企画で殻破りスタート
まもなく加入から1年を迎える5期生だが、グイグイ前に出る先輩たちに囲まれて押され気味。そんな現状を打破すべく、バラエティ覚醒を目指す特訓企画がおこなわれた。番組スタートから「かかってきてください!」と気合十分の5期生たちに、助っ人として参戦した原口あきまさも頼もしさを感じている。
まずは5期生の悩みから聞き取り調査すると、多くのメンバーが「前に出る勇気がほしい」と告白。また大野愛実は「ネタ集めの視点が追いついていない」と高度な悩みを、鶴崎仁香は「センスが壊滅的」とリアルな現状を自虐気味に語った。そんな5期生に対し、先輩メンバーの森本茉莉は「IPPONグランプリなど見て気持ちを入れる」とアドバイス。しかし原口から「自信なくさないか?」とツッコミが入ると、スタジオは笑いに包まれた。
「前に出る」特訓として用意されたのは、番組名物「セクシーひと言」。お題のひと言を“セクシー”に表現するというもので、かなり振り切った演技が必要になる。
初挑戦の5期生に緊張感が漂うも、片山紗希が「右肩チュッチュ左肩クサー」、大野愛実が「ほいでほいで」など難易度の高いお題を見事にこなして“セクシー覚醒”。最後に原口が「みんなで“ほいでほいで”言うてよ」と振ると見事な対応力も見せ、スタジオを大いに沸かせた。
■モノマネ理論が崩壊…“似てなくていい”新境地へ
続いての特訓「120%モノマネ」では、平岡海月から「120%っていうのは、100が誇張で20が似ているかなんですよ」という名言が。まさかの似てなくていい理論を聞いたモノマネ芸人である原口も、思わず「それは俺も勉強になるわ!」と吹き出すことに。
実践では鶴崎の「ピカチュウ」、大野がアンミカの「白って200色あんねん!」、佐藤愛桜がドラえもんの「どこでもドア〜」と定番モノマネを披露。流れるようなテンポの良さに、たまらず春日は「モノマネってああいう事でよろしいでしょうか?」と疑問を投げかけると、原口は「流れるように自己紹介しただけやな」と苦笑いをこぼす。しかし今回の企画はモノマネのクオリティーよりも、“振り切る”方こそがテーマだ。
さらに下田衣珠季は、「私はいちごにピンク好き。あなたは今から美月好き」と“大田美月のモノマネ”を披露。ところが春日は「石塚くんの真似ってことだね」と勘違いし、石塚瑶季から「違う違う!これ間違えちゃだめですよ」と激しくツッコまれる場面もあった。するとモノマネされた大田が「全然似てないですぅ~」とあえて“寄せる”という高度なスキルで応戦。見事に殻を破ってみせる。
原口が「ご本人さんと共演するときはオウム返しが受けるからな」とアドバイスを送ると、下田と大田は「本人です」と即実践。スタジオからは「似てる~!」の声が上がり、この日一番の盛り上がりを見せるのだった。
■不器用でも前に出る、その一歩が“殻破り”の始まり
3つ目の特訓はワードセンスが問われる「シチュエーションひと言」。片山は「春日に目尻のシワが増えてきたことを怒らせずに指摘するひと言は?」というシチュエーションに対して、「春日さん、いつもめっちゃ笑ってんですね」と絶妙な角度で返す。
さらにの「キャプテン高橋に一目置かれる太鼓持ちのひと言は?」に対し、大田が「私力もちなんです」というまさかの“脳筋回答”。原口が「(問題の)意味がわかってない」と爆笑するなど最後までカオスな展開が続いた。
以前若林がメンバーに伝えた“生焼けでもいい”という想いは、こうして5期生たちにも受け継がれていく。決してボケ・ツッコミの高い完成度を求めているわけではなく、不器用でも迷いながらでも前に出続ける姿勢こそがバラエティーで輝くアイドルの秘訣だ。
先輩メンバーたちからの「どんどん前にでていこう~」という言葉の通り、ここからさらに5期生がどう変わっていくのか、その成長を見届けたくなる放送回だった。

