副題は“てのひらのたからもの”
また、「0歳から聞ける金管コンサート」には、2024年のスタート時から“てのひらのたからもの”という副題がつけられている。
「絵本は、開けばいろんなところに連れて行ってくれる、親子のコミュニケーションの宝庫です。絵本を読む子どものちょっと丸まった背中や、横顔のふくふくのほっぺ、ページをめくる小さな手。そんな温かな時間を見守りながら、絵本が子どもたちの『てのひらのたからもの』になってくれたら……という願いから、この活動を続けています」という、AKIコンサート企画代表で15年間の音楽指導経験と、自身の子育て経験を持つ・秋山香織さんの想いが込められている。
親子の時間を彩る3つの読書啓発アクション
音楽公演を入り口にした、親子の時間を彩る3つの読書啓発アクションにも注目。

「朗読チャレンジ」上映の様子
未就学児による「朗読チャレンジ」では、2〜5歳児を中心とした11名の子どもたちが絵本の朗読に挑戦。文字を覚える前の子どもが、セリフを耳で覚えて一生懸命に声を出す姿や、妹の隣でお姉ちゃんが朗読に挑戦する姿など、事前募集で集まった動画を会場で上映し、同世代の活躍が来場者の「物語への没入」を後押しした。
地域で巡る「読みつなぎブックシェア」では、各家庭で大切にされてきた絵本約30冊が、コンサートを通じて次の親子へと手渡された。「今日の一冊」を持ち帰る体験が、イベント終了後も家庭での読書習慣へと繋がる架け橋となった。
ほかにも、「本を開く楽しみ」を形にするため、カッティングマシンを活用し、「オリジナルしおり」キットを制作・配布。コンサート開場時間中に親子で完成させたしおりは、単なる記念品ではなく、日常の読書に寄り添うツールとして高い支持を得た。
