
4月13日(月)にスタートする北村匠海主演の月9ドラマ「サバ缶、宇宙へ行く」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)の制作発表が4月5日に行われ、東京のスタジオでは北村と神木隆之介が、生中継された物語の舞台となる福井・小浜のスタジオでは、生徒役の出口夏希、黒崎煌代、山下永玖、西本まりん、夏目透羽、ゆめぽてが登壇。北村は本作で教師役初挑戦となり、心境や撮影現場での様子を明かした。
■高校生たちが“宇宙食開発”に挑戦する学園ドラマ
本作は、福井県の水産高校の生徒たちが世代を超えて“宇宙食開発”という大きな夢に挑戦した実話を基に紡ぐオリジナルストーリー。新米高校教師・朝野峻一(北村)が、生徒たちを見守りながら夢を応援し、ともに伴走する中で、自身も成長していく軌跡を描く。
「宇宙食、作れるんちゃう?」生徒の何気ないひと言が、世代を超えて思いと経験知をつなぎ、大きな“夢”への挑戦へと発展していく。宇宙食開発は決して一筋縄ではいかず、その過程で学校統廃合の危機など、数々の困難が立ちはだかる。それでも高校生たちは決して夢を諦めない。夢を持つことの尊さ、自ら動き出そうとする勇気、人を信じることの力、そして挑戦が未来を切り拓く姿をハートフルに描く学園ドラマとなる。
宇宙飛行士候補選考にエントリーするも落選し、希望していない宇宙食開発担当に異動を命じられてしまうJAXA職員・木島真を神木が演じる。

■北村匠海、初の教師役に「先生って楽しい」
教師役初挑戦となる北村は、「自分がリアルに過ごしていた学校生活での恩師もいますが、役者として自分たちの前に立ってくれた先生たちの存在が、僕が役者を続けていく大きな理由でした」と話し、今作の生徒役キャストたちにとってそういった存在になれるかどうか「プレッシャーだった」という。
実際に撮影に入るとコミュニケーションをしっかりと取れたようで、「毎カット毎シーン生徒たちが僕の元に来て、プライベートのこと、シーンのこと、オーディションや芝居についてなど…たくさんの質問をくれるので、同じ目線で考えたり、言葉にしていく日々がすごく楽しいです。先生って楽しい」と笑みを浮かべた。
さらに、「教壇から見ていて、みんなが何を考えているのか分かりますし、これは確かに寝てる人が分かるなっていう感じなんですよ。教壇に立つとすごく距離が近く感じるんです。学生の皆さん、気を付けてください。本当にバレバレです!」と教壇に立ったからこその気付きを明かした。

■野口聡一氏がサプライズ登場
神木はJAXA職員を演じるにあたり筑波宇宙センターに見学に行ったそうで、「宇宙や人工衛星の説明をしてくださった方が、『こんなにも楽しくてこんなにも不思議がいっぱいで…』とすごく楽しそうに宇宙のことについて話してくれました。キラキラして説明をしてくださっていたので、やっぱり皆さん宇宙が好きなんだなと思いました。そのキラキラ感と宇宙へ向かう情熱を絶対に忘れないように演じたいと思っています」と学びを語った。
会見の途中には、実際に宇宙でサバ缶を食した元宇宙飛行士の野口聡一氏がサプライズ登場し、北村と神木を驚かせた。
北村演じる朝野のモデルとなる人物を知っている野口氏は「ちょっと盛りすぎじゃないかな。だったら僕役は木村拓哉さんでもいいのに」と口にして笑いを誘う。続けて、「個人的には神木さんのJAXA職員役はもうピッタリはまりすぎで、設定も含めていかにもいそう。あの人をベースにしているんじゃない?みたいな雰囲気がすごくよく出ているので。映像を見るのがとっても楽しみです」と期待を寄せた。

■生徒役キャストが語る北村の撮影現場での様子
また、福井との中継では生徒役キャストが登場。北村の印象について黒崎は「一緒に考えてくれます。各々カットがかかった後に相談しに行っていますし、相談しやすい空気を作ってくださっているので、程よく和やかで、程よく緊張感がある、本当に理想的な現場です」と語り、感謝を伝えた。
山下は「お芝居をしてないところでも本当に先生だなと感じることがものすごくあります。とあるシーンで悩んでいた時に、北村さん自ら『悩んでんの?』と聞いてくださって、そこでたくさんアドバイスを頂いて心強かったです」と振り返る。
西本は「ついこないだ撮っていたシーンで、みんなには私の役としての悩みを共有せずに一人で悩んでいたら、それを北村さんが見てくださっていて、(西本が演じるキャラクターの)遥香的にはどう思う?どうしたい?と優しく聞いてくださったので、本当に助かりました」と明かした。
それぞれのエピソードを聞いていた北村は「いい先生ですね」と自画自賛し、会場を笑いで包んでいた。
◆撮影・取材・文=水沢あすみ

